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2024.05.07
デンソーとトヨタ、エンジン部品開発に水素を活用
デンソー(愛知県刈谷市)とデンソー福島(福島県田村市)は4月17日、トヨタ自動車(愛知県豊田市)と共同で進めている「水素の利活用を通じた工場におけるカーボンニュートラル化」に関する進捗を発表した。
デンソー2社とトヨタ自動車は2023年、共同で「水素の利活用を通じた工場におけるカーボンニュートラル化」に関する実証を開始した。現在は共同で、デンソー福島の工場内でグリーン水素を製造し、この水素を工場ガス炉内で活用する実証を行っている。
2024年3月には、実際に工場内で製造した水素を活用したラジエータの製造を開始するなどの取り組みを開始した。
3社は今後も、実証を重ね、水素製造から利活用までのパッケージを構築するとともに、工場規模に応じて水素量を最適化できる新たなモデル構築を目指す。将来的には、デンソー福島を起点に、同エリアで水素利活用を推進するネットワークを拡大し、福島から全国へ「水素地産地消」モデルを展開していきたい考えだ。
また、デンソーとデンソー福島は同日、グループの女子バレーボールチームがホームタウンを現在の愛知県西尾市から福島県郡山市に移転すると発表した。今後は同県民との連携を強化し、地域振興やスポーツ振興にも貢献していく。
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2024.05.02
「水素・アンモニア」などスマートシティをテーマにした展示会 入場登録開始
スマートシティをテーマとした新たな産業展示会「AXIA EXPO 2024」が6月5日から6月7日まで3日間、愛知県国際展示場(愛知県常滑市)において開催される。入場料は無料(要事前登録)。AXIA EXPO実行委員会は、4月17日から公式ウェブサイトで入場の事前登録受付を開始した。
この展示会では、「愛知発 スマート未来都市の実現へ」というテーマのもと、「水素・アンモニア」、「次世代通信」、「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」の分野を中心とした先端的な取組を実施している企業が一堂に会し、スマートシティの基盤となる各種技術や製品が展示される。出展数(4月17日時点)は175社(併催での出展者含む)。
「水素先進自治体パネルディスカッション(仮)」や「カーボンニュートラル社会実現に向けた川崎重工業の取組み」などの講演・セミナーも予定されている。
水素・アンモニア次世代エネルギー展
カーボンフリーな社会の実現に向けて、世界中が注目する次世代エネルギー「水素・アンモニア」に関する製品・技術を、「つくる」、「はこぶ」、「つかう」の3つの観点から展示する。
中部圏水素利用協議会に参加するトヨタ自動車、住友商事、大同特殊鋼等をはじめ、IHI、旭化成、M&Kテクノロジー、川崎重工業、トーヨーカネツ、巴商会などが出展する。
巴商会は、「やまなしハイドロジェンカンパニー(YHC)」からグリーン水素を購入し、2023年3月に国内で初めてのグリーン水素販売事業を開始した。グリーン水素運搬時に排出されるCO2は、同社が取り扱う「Jブルークレジット(カーボンクレジット)」の購入によりオフセットされ、グリーン水素の製造から運搬まで、トータルでCO2排出を実質ゼロにする取り組みを行っている。
また、IHIは、アンモニア燃焼技術やCO2回収・利用技術の社会実装を進めている。トーヨーカネツは、CO2排出削減に寄与する「大型液化水素貯蔵タンク」の開発と実用化、「大型液化CO2貯蔵タンク」「アンモニア貯蔵タンク」の普及に向け取り組んでいる。
各社は、こうした自社の取り組みを紹介する。
GXイノベーション展
2050年のカーボンニュートラル達成に向けた循環型社会の構築を目指し、GXに関連する製品・技術・ソリューションを展示する。
アスエネ、環境ビジネス、SPACECOOL、ゼロボード、中部テレコミュニケーション、ディーアイシージャパン、日本特殊陶業、浜松市カーボンニュートラル推進協議会などが出展する。
このうち、中部テレコミュニケーションは、電力見える化IoTセンサと、脱炭素課題に対する各種ソリューションを紹介する。ディーアイシージャパンは、グリーン電力証書などを利用したカーボンオフセットの事例紹介や、CO2削減効果を「BtoBtoC」で実感する「グリーンビズ(GB)アプリ」のデモンストレーションなどを行う。
次世代通信Tech
スマートシティの実現に欠かせない次世代通信のインフラ基盤に加えて、それを活用した技術・サービスを展示する。
インターネットイニシアティブ、NTTコミュニケーションズ、JR東日本WaaS共創コンソーシアム、ソフトバンク(1NCE)、パシフィックコンサルタンツなどが出展する。
このうち、インターネットイニシアティブは、冷蔵庫サイズで、データーセンターに必要な機能を凝縮した超小規模エッジデータセンターソリューション「DX edge」を展示する。
NTTコミュニケーションズは、同社が展開する「AI空調制御」をはじめとしたソリューションと、それらをつなぐデータ連携基盤「Smart Data Platform for City」をユースケースと共に紹介する。
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2024.05.01
横浜市・東電PGら、横浜港に再エネ電力供給拠点構築へ 電気運搬船活用
横浜市は4月24日、東京電力パワーグリッド(東電PG/東京都千代田区)、海上パワーグリッド(同・港区)と、横浜港におけるカーボンニュートラルポートの形成に向けて協業を開始すると発表した。
クルーズ船への陸上電力供給による臨海部の電力需要増加、脱炭素化に伴う電力需給バランスの変動に対応する電力供給設備の構築、世界初となる電気運搬船による洋上風力発電由来のグリーン電力の供給などを検討する。
この取り組みにおいて、横浜市は、大型クルーズ船への日本初の陸上電力供給の実現と横浜市臨海部へのグリーン電力供給を目指す。東電PGは、電力供給拠点整備の検討を、海上パワーグリッドは、グリーン電力の送電に向けた取り組みを進める。
電気運搬船は、船に搭載した蓄電池に蓄電し、電気を海上輸送するという世界初の送電手段だ。従来の火力電源とは異なり、洋上風力など再生可能エネルギーは、導入ポテンシャルが大きい供給元と電力の需要地が離れている場合が多く、その送電手段の強化が課題の一つとなっている。また、排他的経済水域(EEZ)に洋上風力発電設備が設置された場合も、送電手段が課題となる。電気運搬船はこれらの課題の解決手段として期待されている。
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2024.04.29
群馬銀行、3支店に再エネ電力導入 オンサイトPPA活用
群馬銀行(群馬県前橋市)は4月17日、桐生支店・安中支店・中之条支店の3店舗の各屋上に太陽光発電設備を設置し、再エネ由来電力の使用を開始したと発表した。年間想定発電量は3店舗合計で約92,000kWhとなる。
これら3店舗では、当該太陽光発電設備による電気で年間使用電力量の約30%を賄い、それ以外の電力はすべて群馬県内で創出された再生可能エネルギー由来の電力に転換し、電力使用に伴う温室効果ガス排出量を実質ゼロとする。
今回の取り組みは、2023年10月にかんとうYAWARAGIエネルギー(栃木県足利市)とオンサイトPPA契約を締結し、同3店舗の屋上でそれぞれ太陽光発電設備の設置を進めてきたものによる。
同行は「2030年度 ネットゼロ」目標を掲げ、これまでもオンサイトPPAを活用し高崎田町支店(第四北越銀行高崎支店との共同店舗)での太陽光発電設備の設置や、ネーミングライツを取得した水力発電所(ぐんぎん尾瀬片品発電所)由来の電力を使用するなど、脱炭素化を推進してきた。
なお、今回再エネ電気100%使用店舗に転換された桐生支店については、2021年10月に同行初のカーボンニュートラルガスを導入するなどの取り組みも行ってきた。
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2024.04.26
環境省、ソーラーカーポートの導入に補助金 蓄電池等も併せて公募開始
環境省は4月23日、駐車場を活用した自家消費型の太陽光発電設備(ソーラーカーポート)の導入を支援する補助事業の公募を開始した。
また、この事業で導入する太陽光発電設備により発電した電力を平時に活用するため、定置用蓄電池、外部給電が可能な車載型蓄電池(電気自動車・プラグインハイブリッド自動車)、車載型蓄電池の充放電設備・充電設備の導入についても補助する。
太陽光発電設備と定置用蓄電池の補助率は1/3で、上限は1億円。
車載型蓄電池の補助額は、蓄電容量(kWh)÷2×4万円、上限は「補助対象車両一覧」の車両ごとの補助金交付額となる。充放電設備・充電設備の補助率は1/2、上限は設備ごとのの補助金交付額・交付上限額となる。
補助事業期間は単年度。実施期間は、原則として交付決定を受けた日から2025年1月31日まで。
補助金の交付を申請できるのは民間企業・団体等。
第1次公募実施期間は5月21日正午(必着)まで。第2次公募実施期間は6月18日から7月16日正午(必着)まで。公募期間ごとの応募について審査を行う。但し、第1次公募で予算額に達した場合は、第2次公募を実施しないことがある。執行団体は環境技術普及促進協会(大阪府大阪市)。
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2024.04.25
DMM、宮崎市にソーラーカーポートなど導入 災害時インフラ整備で連携
DMM.com(DMM/東京都港区)は4月17日、宮崎県宮崎市の公共施設2ヵ所(佐土原総合支所・清武総合支所)において災害レジリエンス強化のために、同社が提供する電気自動車(EV)充電サービス「DMM EV CHARGE」のEV充電器・ソーラーカーポート・蓄電池を導入すると発表した。
ソーラーカーポートは4月に設置完了し、蓄電池とEV充電器は9月から稼働する予定だ。
DMMの再生可能エネルギーソリューションと、BELLグループ(東京都新宿区)のmilab(同)が提供する防災備蓄管理システム「BxLink(ビーリンク)」を組み合わせることで、「電気のある防災」の実現を目指す。
宮崎市とBELLグループは、2023年6月に防災備蓄管理に関する連携協定を締結し、地域の防災力向上を目指している。防災備蓄管理システム「ビーリンク」を活用することで、備蓄品データを一元的に可視化し、対象となる市民への最適な防災備蓄の提供、備蓄管理業務の効率化、公民連携や自助促進などに取り組む。
一方、DMMと両者は同年8月に「防災備蓄および再生可能エネルギーに関する連携協定」を締結し、両者が行う防災備蓄管理事業に、再生可能エネルギーソリューションを組み合わせ連携することとなった。
平時には公用車であるEVの充電に利用し、災害時は充電したEVを避難所に派遣し電気を利用するという体制構築を目指す。
さらに、充電設備やEVの情報などを「電気の備蓄」として防災備蓄管理システムに連携し、電気を含む防災備蓄の一元管理と災害時の活用に向けた新たな防災ソリューション構築に向け、実証も行う予定だ。
将来的には、九州全体の備蓄データの視える化と、電気を含む防災備蓄データ管理・連携による「電気のある防災」の実現を目指していくという。
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2024.04.24
東京ガス、住宅用太陽光や蓄電池の活用促進でNature社と提携
東京ガス(東京都港区)は4月18日、Nature(神奈川県横浜市)と、家庭用蓄電池や太陽光発電設備など家庭部門の分散型エネルギーリソース(DER)を活用したデマンドレスポンス(DR)における業務提携契約を締結した。
Natureは、家庭の電気利用状況を見える化し、蓄電池や太陽光発電設備等を自動制御する、スマートフォンアプリを用いたHEMS(家庭用エネルギー管理しシステム)「Nature Remo E」シリーズを利用した電力事業を展開している。
今回の提携では、東京ガスの調整力活用ノウハウとNature社のスマートデバイス「Nature Remo E」、アプリケーション「Nature Remoアプリ」を組み合わせることで、DERの遠隔での最適運転とアプリケーションを通じた顧客満足度の向上を目指す。
天候などによって発電の出力が左右される再生可能エネルギーの普及拡大と安定的な電力供給の両立に向け、蓄電池などのDERを活用して電力の需要量を制御し、需要と供給を調整するDRの普及が求められている。
東京ガスは、これらの実現に向けて、家庭部門においては、調整力を創出する仕組みと、顧客向けの魅力的なアプリケーションが重要になると考えている。
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2024.04.23
岩手県、高性能LED照明など省エネ機器への更新に最大80万円補助
岩手県は4月12日、県内の中小事業者等に対して、高性能なLED照明への更新など、省エネルギー効果の高い設備の導入を支援する2024年度補助事業の申請受付を開始した。
この補助事業では、県内の中小事業者等の地球温暖化対策・脱炭素化を推進するため、既存の設備を高効率な空調機器、照明機器、給湯機器、高機能な換気設備へ更新する費用の一部を補助する。補助率は1/2で、補助額は、いわて脱炭素化経営企業等(いわて地球環境にやさしい事業所)の認定ありの場合は最大80万円、認定なし(一般)の場合は最大50万円。
事業名は2024年度「事業者向け省エネルギー対策推進事業」。省エネルギー効果の高い設備を導入し、その省エネルギー効果や経費節減効果などを積極的に情報発信する事業者を補助することにより、事業活動で発生する温室効果ガス排出の削減を図ることを目的としている。補助事業への申請受付期間は2025年1月31日まで。但し、予算上限に達し次第受付を終了する。
県の試算によると、60台の照明を一般的なLEDへ更新した場合、電気代は年間で約12万円削減、補助金の活用で、工事費135万円は約4.5年で回収できる。
また、これまでの県の補助金を活用して、約150社がLEDに更新し、2021年度補助事業(一般的なLEDへの補助も含む)の実施事業者の数値の平均で、LED化により、事業所全体の電力使用量が平均で約16.5%が削減されている。
なお、補助金の申請を希望する場合は、必ず事前に環境生活企画室まで相談すること。補助金の詳細は、交付要綱等は、県のホームページを確認のこと。
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2024.04.19
コスモ石油マーケ、滋賀県栗東市25施設に再エネ電力供給 再エネプラン活用
コスモ石油マーケティング(東京都港区)は4月15日、滋賀県栗東市の本庁舎および市内の市立小中学校など25施設に、同社の再エネ100%電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を導入したと発表した。電力の供給は4月1日からすでに始まっている。
この取り組みにより、同市の25施設で使用する年間使用電力量約550万kWhが再エネ電力に切り替わるとともに、CO2約1660トンを削減できる見込みだ。
同市へ供給する「コスモでんきビジネスグリーン」の電力は、コスモエネルギーグループのコスモエコパワー(東京都品川区)が発電する風力由来の電力と風力電源に紐づくトラッキング付非化石証書を合わせた再エネ電力100%プラン。RE100に参加する企業が再エネ電力調達する際の指針となる「RE100 TECHNICAL CRITERIA」の要件を満たしている。
同市は「栗東市地球温暖化対策実行計画」を発表し、温室効果ガスの排出量を2024年度までに、2010年度を基準年として年平均1.25%削減するという目標を掲げる。今回の取り組みもこの一環である。これらの取り組みが全国的に広がりをみせ、自治体への再エネ供給につながっている。
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2024.04.17
大阪ガスの家庭用燃料電池「エネファーム」、累計販売数20万台を突破
大阪ガス(大阪府大阪市)は4月5日、「エネファーム」の累計販売台数が20万台を達成したと発表した。これによるCO2削減量は年間約37万トンで、植林杉約2650万本分に相当するという。
「エネファーム」は、2009年6月から販売を開始した家庭用燃料電池コージェネレーションシステム。都市ガスから分離した水素を空気中の酸素と反応させて発電するとともに、発生する熱でお湯を沸かして給湯する仕組み。そのため、従来の発電システムと比べて廃熱や送電におけるロスがなく、エネルギ―利用率が高いことが特長だ。
さらに、2020年4月には、世界最高水準の発電効率55%(総合効率87%)を達成した「エネファーム type S」を発売。本体の耐久性の向上や大幅な小型化も実現し、「2020年度 省エネ大賞」などを受賞している。
自立発電機能が好調、レジリエンス性高評価
近年、台風や豪雨などの自然災害の増加を受け、停電発生時にも自立運転により発電が継続できるエネファームのレジリエンス性に対するニーズも高まっている。
同社では、2018年の台風21号による関西での大規模停電時に、約2,000台のエネファームが自立発電機能で発電を行ったと推定。それ以降、新規購入者約99%が自立発電機能付きの機種を選ぶなどレジリエンス性へのニーズが高い機運にあるとしている。
これを受け、同社では、さらなる普及拡大に向け、イニシャルコストの低減やサイズダウンによる設置性向上に取り組み、将来的には、壁掛け施工が可能でコンパクトな高効率機の実用化を目指すという。
将来的にはVPP構築で電力の安定化に寄与
また、エネファームを電力系統における供給力・調整力として活用することも視野に入れている。2022年度には、神戸市と共同で実施した「脱炭素都市実現に向けたエネルギーマネジメント実証」、2023年度には経済産業省が実施した「分散型エネルギーリソースの更なる活用実証事業」に参画し、エネファームの制御技術の精度向上を図るとともに、サービス化に向けた準備を実施。将来的には、エネファームをエネルギーリソースとしたバーチャルパワープラント(VPP/仮想発電所)を構築し、電力の系統安定化に寄与することで、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの普及促進への貢献をめざすとしている。
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