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2023.07.26
日東電工、滋賀事業所で排水利用率90%達成 逆浸透膜などの水処理技術で
日東電工(Nitto/大阪府大阪市)は7月20日、滋賀事業所(滋賀県草津市)において、逆浸透膜製造工程で生じる排水を回収し循環再利用させた水の割合(排水利用率)が90%を達成したと発表した。
過去5年間で計56万トンの取水量削減
滋賀事業所では、2018年に「循環型グリーン工場」構想を掲げ、「水以外の不純物を透過しない性質」を有する逆浸透(RO)膜を含む水処理技術を用いて、事業所で発生する排水・廃液の再利用を推進してきた。
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2023.07.25
西鉄と自然電力、系統用蓄電池事業に参入 容量4.7MW・出力1.92MW
西日本鉄道(西鉄/福岡県福岡市)と自然電力(同)は7月19日、両社の合弁会社である西鉄自然電力(同)を通じて、系統用蓄電池事業に参入すると発表した。第1弾の取り組みとして、定格容量4.659MWh、出力1.92MWの系統用蓄電池を西鉄グループの施設2カ所(西鉄早見車庫、西鉄運輸筑豊支店)に設置し、運用ノウハウの蓄積を図る。2024年5月に運用を開始予定。
電力市場にて調整力を提供する事業を開始
蓄電池には伊藤忠商事(東京都港区)が開発する電気自動車(EV)向け高密度バッテリーを活用した蓄電システム「Bluestorage」を採用し、蓄電池のリースサービスを提供するIBeeT(同・千代田区)から西鉄自然電力がリースを受けて運用する。
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2023.07.24
サントリーHD、国内食品工場初・PAS2060カーボンニュートラル保証取得
サントリーホールディングス(大阪市北区)は7月19日、サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場(長野県大町市)が、英国規格協会(BSI)によるPAS2060(Publicly Available Specification 2060)の検証を終え、カーボンニュートラルな工場としての保証を受けたと発表した。国内の食品工場で初の取得であり、長野県では初の事例。
同工場は、2021年に「サントリー天然水」の新たな生産拠点、そしてブランド体験型施設として稼働した。太陽光発電設備やバイオマス燃料を用いたボイラーの導入、再生可能エネルギー由来の電力の調達などを活用した、同社グループ国内初のCO2排出量ゼロ工場だ。
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2023.07.23
リミックスポイント、事業所向け太陽光発電でもJ-クレジット
リミックスポイント(東京都港区)は7月18日、事業所向け太陽光発電設備導入によるCO2削減プロジェクトがJ-クレジット制度に登録されたと発表した。2022年には、一般家庭向け太陽光発電設備導入によるCO2削減プロジェクトも登録されており、今回の登録により、一般家庭・事業所問わず、同社のCO2削減プロジェクトへの参加が可能となる。
事業所向け太陽光発電設備導入によるCO2削減プロジェクトとは
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2023.07.22
ファミマ、本社の始業・終業時間を1時間ずつ繰り上げ 夏の節電対策
ファミリーマート(東京都港区)は、7月16日から9月15日までの2カ月間、本社の節電と社員の業務効率化を目的に、始業時間と終業時間を1時間ずつ繰り上げる「ファミマサマータイム」を実施する。2022年にも同様の取り組みを実施しているが、今年は1カ月期間を延長し実施する方針だ。
社内照明などの電力使用時間を短縮
ファミマサマータイムは、本社社員や、全国約230営業所のスーパーバイザーなど約4700名が対象。社内照明などの電力使用時間を短縮するなどの節電策を実施する。
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2023.07.21
東急不動産子会社リエネ、系統用蓄電池事業に参入 伊藤忠らと連携も
東急不動産の子会社であるリエネ(東京都渋谷区)は7月18日、伊藤忠商事(同・港区)と東京センチュリー(同・千代田区)が共同出資するIBeeT(同・千代田区)と、新会社「御徳蓄電所合同会社(同)」を設立したと発表。福岡県小竹町御徳地区で、系統用蓄電所事業を開始する。なお同事業では、経済産業省の補助金を活用するとしている。
容量は56MWh、2025年運転開始の予定
系統用蓄電池とは、電力系統に直接接続し、市場を通じて調整力や供給力を提供するというもの。
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2023.07.20
積水ハウス、自宅で水素を製造・貯蔵・使用する「水素住宅」 実証実験を開始
積水ハウス(大阪府大阪市)は7月14日、太陽光発電による電力を用い、自宅で水素を製造、さらに貯蔵・使用し、住宅内の電力を自給自足する「水素住宅」について、2025年夏の実用化を目指すと発表した。6月から同社総合住宅研究所で実証実験を開始した。
家庭の電力を賄う自家発電燃料として本格的に水素を活用した実証は、住宅メーカー初だという。
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2023.07.19
リコー、スコープ3削減シナリオを策定 原材料調達・輸送・使用で
リコー(東京都大田区)は7月13日、2023年度を初年度とする3か年の第21次中期経営戦略において、スコープ3の温室効果ガス(GHG)排出の削減活動を強化すると発表した。
スコープ3は自社事業活動に関連する他社の温室効果ガス排出量。同社は削減シナリオを策定の上、カテゴリーごとに削減量と削減施策を設定し、GHG排出の削減活動を強化する。
GHG排出の約83%占める、カテゴリー1、4、11が対象
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2023.07.18
AOKI、神奈川の2店舗にEV充設備導入 23年度中に11店舗に設置へ
AOKI(神奈川県横浜市)は7月12日、ENECHANGE(エネチェンジ/東京都中央区)が提供する電気自動車(EV)の充電器「EV充電エネチェンジ」を神奈川県内の2店舗(横浜三ツ境店、津久井城山店)に設置したと発表した。2023年内に、全国でもEV普及率がトップクラスの愛知県と神奈川県の11店舗へ導入を予定している。
施設利用中に移動時に使用した電力を継ぎ足して充電する「目的地充電」に
郊外店は車利用者も多く、買い物時間も比較的長いという。同社では、施設利用中に移動時に使用した電力を継ぎ足して充電する「目的地充電」に最適で、顧客の利便性向上にもつながるとしている。
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2023.07.17
キヤノン、プラスチックの高度選別法を開発 計測が難しい黒色プラにも対応
キヤノン(東京都大田区)は7月12日、可視光を通さず反射もしないことから、リサイクル工程で選別する際に判別が難しいとされていた黒色プラスチック片について、高精度に選別できる「トラッキング型ラマン分光技術」を開発したと発表した。同選別法を導入したプラスチック選別装置は2024年上期に発売予定。
同社は、レーザー光をプラスチック片に照射し、物質の分子情報を取得する「ラマン分光法」とキヤノンの計測・制御機器を組み合せ、黒色も含めたプラスチック片を高速かつ高精度に同時選別する「トラッキング型ラマン分光技術」を開発した。
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