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2023.03.29
FIP発電所の電力等を需要家に直接販売、ビルを実質100%再エネ化
三井住友ファイナンス&リース(SMFL/東京都千代田区)の戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズ(同)など4社は3月24日、FIP(Feed-in Premium)制度下での再生可能エネルギー活用に向けて協業を拡大すると発表した。
FIP発電所の電力等を供給 オフィスビルを100%再エネ化
SMFLみらいパートナーズと、東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS/神奈川県川崎市)、東芝ネクストクラフトベルケ(TNK/神奈川県川崎市)、サミットエナジー(東京都千代田区)の4社は、今回、太陽光発電による電力を含む非化石証書付き電力を需要家に供給するスキームを構築。
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2023.03.28
国内大手エネルギー事業者初、九電グループがSBTの認定を取得
九州電力(福岡市中央区)は3月23日、スコープ1・2に関する温室効果ガス(GHG)排出量を電力量(kWh)あたり47%削減するなどの排出削減目標が「SBTイニシアチブ」の認定を取得したと発表した。従業員500人以上の国内大手エネルギー事業者としては初の認定となる。
九電グループは「2050年の自社サプライチェーンにおけるGHG排出実質ゼロ」に加え、社会全体のGHG排出削減に貢献する「カーボンマイナス」の実現を「野心的なゴール」に設定している。今回の目標は同ゴールへの取り組みをもとにしたもの。同社は「気候科学に基づく『共通基準』で評価・認定されたことは大変価値あるものだ」としている。
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2023.03.27
日産、駐車場型の太陽光発電を活用したEVカーシェアステーション開設
日産自動車(神奈川県横浜市)は3月22日、北海道檜山振興局(北海道檜山郡江差町)に、電気自動車(EV)カーシェアリングサービスのステーションを新設したと発表した。ステーションには駐車場型太陽光発電(ソーラーカーポート)を設置し、同設備で発電した再生可能エネルギーはEVの充電や庁舎建屋の電力源としても一部活用する。
今回設置したステーションは、両者連携のもと、平日は公用車として、休日は一般利用者がシェアリングとして利用できる「利用者共存サービスモデル」で運用する。これにより同町周辺の環境に配慮した交通手段として利用促進を図る。
EV用の充放電器も導入 カーシェアリングと組み合わせて運用
大規模災害等による停電時には、配備したEVが防災拠点である檜山振興局の非常用電源としての役割を担う。これにより地域のレジリエンス強化に貢献するとしている。
この取り組みは、環境省「再エネ×電動車の同時導入による脱炭素型カーシェア・防災拠点化促進事業」補助金の交付を受けて行う。再エネ発電設備と、蓄電機能を持つEV、さらに、EV用の充放電器を同時に導入しカーシェアリングと組み合わせて運用するのは、同社として初の取り組みだ。
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2023.03.26
東レ、グリーン水素製造装置向け中核部材の生産拡大へ
東レ(東京都中央区)は3月17日、ドイツにおいて、グリーン水素製造用中核部材の増設を開始したと発表した。
今回増設するのは、同社の子会社で水素・燃料電池部材を開発・製造・販売するGreenerity GmbH(GNT/ドイツ・バイエルン州)の製造工場。対象は、グリーン水素製造用の固体高分子(PEM)形水電解装置の中核部材である触媒付き電解質膜「Catalyst Coated Membrane(CCM)」。
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2023.03.25
プラゴとNTTドコモ、軽井沢でEV活用の実証実験 回遊性向上目指す
プラゴ(東京都品川区)とNTTドコモ(同・千代田区)は3月20日、再生可能エネルギーを活用した電気自動車(EV)充電を起点するGX(グリーントランスフォーメーション)の推進と、移動体験の向上に貢献するサービスの提供を目指す協業プロジェクトを行うと発表した。第1弾として、長野県軽井沢町域で実証実験を実施。他地域での実証、さらなる協業の展開も視野に入れる。
両社は同日、EV充電を起点としたGXの推進に関する提携の基本合意書を締結した。ドコモの持つ豊富なサービスや顧客基盤と、プラゴの機器とソフトウエア両面でのEV充電に関する技術開発力を活用し、プロジェクトを推進する。
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2023.03.24
中国電力、省エネ・CO2削減コンサル開始 SHIFT事業活用で補助金も
中国電力(広島県広島市)は3月20日、エネルギー使用の現状把握・分析から脱炭素化施策の実行計画(ロードマップ)策定までをパッケージ化して提供する「省エネ・CO2削減コンサルティング」を開始した。
同サービスでは、現地でのヒアリング・設備調査、データ計測などを行い、顧客のエネルギーの管理・使⽤状況を⾒える化する。この分析結果に基づいて、運⽤改善・⾼効率な設備への更新といった個別施策と、その実⾏計画(ロードマップ)を策定しパッケージで提案する。
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2023.03.23
北九州市で「再エネ100%モデル」の実証実験
ビープラッツ(東京都千代田区)、北九州パワー(福岡県北九州市)、東京センチュリー(東京都千代田区)は3月15日、北九州市が取り組む「再エネ100%北九州モデル」の第三者所有方式(サブスクリプション方式)の事業に関連した実証実験を開始すると発表した。
空調機器やLED照明などの省エネ機器の費用のほか、電力の売電、買取価格などが複雑に関連する再エネ電力の料金体系について、契約情報・料金データのデジタル化の推進などにより、最適化を図る。
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2023.03.22
京大と大阪ガス、脱炭素に向けた研究拠点を設置 メタネーション技術等
京都大学(京都府京都市)と大阪ガス(大阪府大阪市)は2023年4月、カーボンニュートラルに向けたメタネーション技術等の基礎研究を行う産学連携共同研究の拠点を京都大学桂キャンパス内に設置する。京都大学と大阪ガスによる産学共同研究部門の設置は、今回が初めて。新たに設置する「カーボンニュートラルに向けた先進共同研究部門」では、固体酸化物を用いた燃料電池(SOEC)と、固体酸化物を用いた電気分解素子(SOFC)セル、セルスタック等に関する、耐久性向上、信頼性向上に繋げるための基礎研究を行う。また、カーボンニュートラルに関する探索的基礎研究も行う。設置期間は2028年3月までの5年間(成果が見込める場合は継続を検討)。
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2023.03.21
エナリス、太陽光電力をSVクリエーションから調達 将来的に5MW超へ
エナリス(東京都千代田区)は3月16日、SVクリエーション(宮城県仙台市)と、太陽光発電所の電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。Non-FIT太陽光発電所の電力を購入。
SVクリエーションは、サンヴィレッジ(栃木県足利市)と大崎クリエーション(宮城県大崎市)のジョイントベンチャー。今回の契約では、SVクリエーションが、東北・東京・中部・北陸・関西・中国エリアで新規開発するNon-FIT太陽光発電所の電力を活用する。契約期間は20年。取引規模は初回500kWで、将来的には5,000kW以上を目指す。
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2023.03.20
出光グループ、再エネの「自己託送」代行サービスを本格展開
出光興産(東京都千代田区)と、子会社のソーラーフロンティア(同)は3月15日、遠隔地に設置した太陽光発電設備から需要施設へ電力を送電する自己託送を行う企業に対して、各機関への所定の手続きと運用をワンストップで代行するサービスの本格提供を、同月から開始した。
この自己託送代行サービスでは、自己託送制度を活用する企業に代わり、ソーラーフロンティアが、導入手続きや一般送配電事業者との契約締結支援、電力広域的運営推進機関(OCCTO)への各種計画の提出のほか、高度な知見が必要な発電と需要の計画書の作成などを代行し、自己託送に係る業務を包括的にサポートする。また、複数の発電所から複数拠点への自己託送においても対応する。
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