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2023.08.18
東急建設と帝人、工事現場で「水素燃料電池発電機」の有効性検証
東急建設(東京都渋谷区)と帝人(大阪府大阪市)は8月9日、渋谷で水素燃料電池発電機の有効性と有用性に関する検証を実施し、その結果を発表した。
グリーン水素を活用、CO2排出量約6kg削減
検証は、東急建設が参画する渋谷駅周辺開発プロジェクトの「渋谷駅西口地下タクシープール車路整備工事」現場で行われ、主に以下の内容について検証した。
- 水素燃料電池発電機の使用によるCO2削減効果および騒音低減効果
- 燃料電池ユニットと圧力容器ユニットの作業性と運搬性
CO2排出量、年間約1トン以上削減
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2023.08.17
2022年度、CO2排出29%・廃棄物排出25%削減を達成 YKK AP
YKK AP(東京都千代田区)は8月8日、「YKK AP環境報告書 2023」を発行したと発表した。同社は現在、5カ年計画「第6次中期環境事業計画」に取り組んでいる。2年目となる2022年度は、2013年度比で自社CO2排出量29%削減、2016年度比で廃棄物排出量25%削減などを達成した。
気候変動・資源循環・水・生物多様性の4つに注力
2022年度は、主に「気候変動」「資源循環」「水」「生物多様性」の4つの環境課題に取り組んだ。
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2023.08.16
市原市コンビナート、脱炭素化の共同検討 エア・ウォーターとAGCも参画へ
エア・ウォーター(大阪府大阪市)とAGC(東京都千代田区)は8月9日、千葉県市原市五井・蘇我地区コンビナートにおけるカーボンニュートラルの実現に向けた共同検討に参画したと発表した。今後は異業種間で実現に向けた施策を検討し、サステナブルな社会の実現および同地区コンビナートの国際競争力向上を図る。
CO2排出を最小化する産業間連携エネマネシステムを導入
このプロジェクトは、千葉県市原市五井地区・蘇我地区のコンビナートに工場を持つ企業9社と、横河電機(東京都武蔵野市)が2022年末に締結した「千葉県市原市五井地区及び千葉市蘇我地区のコンビナートにおけるカーボンニュートラルの実現に向けた共同検討を実施するための覚書」に基づく取り組み。
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2023.08.15
オリンピア、蓄電池事業に参入 容量計14.8MWh・パワーエックス社から
再生可能エネルギー事業を展開するオリンピア(東京都中央区)は8月4日、蓄電池事業に参入すると発表した。群馬県太田市と伊勢崎市の2か所に、合計蓄電容量14.8MWhの蓄電池(2.7MWh×6台、パワーエックス製)を導入する。両施設とも2025年4月の稼働開始を予定している。
なお、同事業は東京都の「系統用蓄電池設備導入促進事業(補助金)」の交付を受けて実施する。
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2023.08.14
太陽光発電所建設のサンヴィレッジ、発電所O&Mの新会社設立
太陽光発電所建設・運営事業を展開するサンヴィレッジ(栃木県足利市)は8月1日付で、太陽光発電所のO&Mを手がける新会社「SVアセットマネジメント(同)」を設立した。
O&Mサービスのほか、リパワリングも提案
新会社は、10年以上にわたる発電事業を行ってきたサンヴィレッジの経験と専門知識に基づくO&Mサービスを提供するとともに、太陽光発電所のリパワリングや蓄電池併設による収益の最大化の提案や系統用蓄電所のO&Mも実施していく。
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2023.08.13
家電メーカーのバルミューダ、小型風力発電機開発へ 実証実験開始
家電メーカーのバルミューダ(東京都武蔵野市)は8月7日、同社が研究開発を進める小型風力発電機について、2023年秋から実証実験を開始すると発表した。小型風力発電の研究開発を通じて「電気を使う」だけから、「電気を作る」領域へも幅を広げたい考え。
同社が特許出願中の発電用タービン「モダン・マルチブレードタービン」は、内側と外側に二種類のブレードを配置する独自の二重構造が特徴。研究室の実験においては、直径1メートル以下の小型サイズ、低い回転速度、静音性を保った状態で優れたエネルギー変換効率が確認されているという 。秋に開始する実証実験では、実際の使用環境である屋外での性能を確認する。
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2023.08.12
電力自由化 2020年末からの急激な価格高騰の原因と影響を振り返る
2019年、大手電力事業者から小売新電力への卸売が増えていった。そうしたなか、2020年末からの市場価格の急激な高騰はどのように起こったのか。また、2022年に起こったウクライナ侵攻や福島県沖地震の影響による市場動向の激変はどのようなものだったか。再エネ電力事業の最前線で立上げ・運営をリードした小嶋 祐輔氏がポイントを解説する。(連載第12回)
新電力への電源融通と低廉な市場価格の推移
2016年の電力小売全面自由化から3年ほど経った頃より、旧一般電気事業者(旧一電)の各社からグループ外企業への卸売りが増えていった。
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2023.08.11
日産初、新電力とEV活用で連携協定 福岡県八女市・広川町で
日産自動車(神奈川県横浜市)、日産福岡販売(福岡県福岡市)、やめエネルギー(同・八女市)の3社は8月7日、福岡県八女市・広川町を中心に電気自動車(EV)を活用し脱炭素化を図るとともに、強いまちづくりを目指すことを目的とした包括連携協定を締結したと発表した。日産自動車が、新電力会社とEVを活用した包括連携協定を結ぶのは、今回が初めて。
オフグリッド普及拡大や災害時のEV利用など
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2023.08.10
住友電工、新潟の自治体新電力からレドックスフロー電池受注
住友電気工業(大阪府大阪市)は8月7日、自治体新電力の柏崎あい・あーるエナジー(新潟県柏崎市)から、蓄電池(レドックスフロー電池/設備容量1MW×8時間)を受注したと発表した。柏崎市自然環境浄化センターの敷地に設置、再生可能エネルギー電源の有効活用や地域の電力安定化、エネルギーの地産地消に活用される。2024年3月に竣工予定。
「脱炭素のまち」を見据え太陽光発電設備と蓄電池を整備へ
柏崎あい・あーるエナジーは、柏崎市と民間会社8社が出資する自治体新電力。市は「石油産業のまち」「原子力産業のまち」として発展してきた。一方、将来イメージやその実現に向けた方向性を示す「柏崎市地域エネルギービジョン」では、再生可能エネルギーの活用により、2030年までに「再生可能エネルギーと原子力のまち」、その先には「脱炭素のまち」を見据えた持続可能な社会をめざすことを掲げている。
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2023.08.09
谷津保全に向けて、「水循環」健全化の取り組み開始 MS&ADグループ
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス(東京都中央区)は8月3日、千葉県北部・印旛沼流域において、谷津保全による水循環健全化の取り組みを開始したと発表した。同社では自然環境の保全・再生などにより、社会課題を解決する「MS&ADグリーンアースプロジェクト」を展開している。今回の取り組みはその第3弾として実施される。
谷津の雨水浸透・貯水機能の維持・向上を図る
同プロジェクトでは、谷津(丘陵地が長い時間をかけて浸食されてできた谷状の湿地)が持つ雨水浸透・貯水機能の維持・向上を図り、水循環の改善と生物多様性の向上を目指す。
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