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2024.09.02
大阪ガスとパナ、EV充電器やエネファームなどを対象としたDR実証を開始
大阪ガス(大阪府大阪市)は8月22日、子会社の大阪ガスマーケティング(同)がパナソニック エレクトリックワークス社(同・門真市)と、EV充電器やエネファームなどを活用したエネルギーマネジメントの実証を行うと発表した。
住戸全体を対象にDRなどを実施
今回の実証では、EVや充電器、太陽光発電設備、エネファームなどを所有する住戸を対象に、2024年8月から2025年3月までの期間中、夏期・中間・冬期の各6週間ずつの期間を設け、以下のステップに沿った検証を行う。
最初のステップでは、実証の準備として、対象住戸のエネルギー需要や機器の稼働状況のデータを収集し、各住戸での電力の使用状況を計測する。
続くステップでは、対象住戸のエネルギー需要に合わせ、住戸単位で個別最適制御を実施し、前ステップで計測した情報を基に、EV充電器とエネファームを遠隔で制御し、ピーク電力の抑制や自家消費の最大化など、住戸単位での本格的な実証を行う。このステップでは、将来的なVPP構築を見据え、住戸全体でのエネマネにも取り組む。
最終ステップでは、電力系統の需給安定化を目的に、対象住戸全体でデマンドレスポンス(DR)を実施する。この取り組みでは、EV充電器とエネファームに加えて、エアコンを制御対象とし、電力余剰や需給逼迫時に合わせてDRを実施し、電力需給の安定化を図るとしている。
Daigasグループはこれまで、エネファームをエネルギーリソースとしたVPPやマイクログリッドの構築に向けた実証、コージェネレーションシステムなどを活用した業務用・工業用の企業向けデマンドレスポンスサービスなどを展開してきた。EV関連の取り組みでは、蓄電池の制御技術を保有するNExT-e Solutionsとの資本業務提携や、EVベンチャーのフォロフライ社への出資、2024年7月からはEV利用者顧客向けの電気料金メニュー「MY EVプラン」の提供を開始した。
パナソニックグループは現在、エネルギーの可視化や機器の最適制御に対応したIoT家電、HEMSの提供に加え、住宅のスマート化に注力している。
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2024.08.29
セブン&アイ、電力小売事業に参入 新会社設立
セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区) は8月14日、再エネ調達拡大を目的に、電力小売の新会社「セブン&アイ・エナジーマネジメント(同)」を設立したと発表した。
セブン各店舗やグループ会社に再エネ供給
セブン&アイグループはこれまでも、再エネの取り組みとして、9000店舗以上に設置している太陽光パネルによる発電や遠隔地の太陽光発電所から再エネ供給を受けるオフサイトPPAなどの取り組みを進めてきた。
今後は、新会社を通じて、再エネを調達し、セブン-イレブンおよびイトーヨーカドー各店舗のほか、グループ事業会社に供給する。2024年度は店舗運営における電力使用量の約10%にあたる再エネを確保しているが、これをさらに拡大し、2030年度には、グループ全体の国内での再エネ比率を約40%に引き上げることを目指す。
同社グループは、2030年度までにグループ全体の店舗運営に伴うCO2排出量を2013年度比で50%削減、2050年度には実質ゼロ達成という目標を掲げ、再エネ導入拡大を図っている。
2021年には、国内初オフサイトPPAを含むグリーン電力を一部店舗に導入し、店舗運営における100%再エネ化を実現。また、2023年には、セブン‐イレブンの新たな環境負荷低減店舗の実証実験を開始し、「セブン‐イレブン三郷彦成2丁目店」において、購入電力量が2013年度と比較して約60%削減、CO2排出量約70%の削減を達成している。
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2024.08.27
EVに自動充電 ダイヘンの「ワイヤレス充電システム」
次世代のEV充電ソリューション「ワイヤレス充電システム」 実用化に向け着々
脱炭素経営の社会的な要請が高まる中、CO2削減の一環として社用車の電動化に取り組む企業はますます増加している。ガソリン車を電気自動車(EV)に入れ替えると、充電システムの整備を自社で行わなければならない。EVの導入台数増加に伴い、充電システムが増えれば、駐車場に充電ケーブルがあふれて景観が損なわれる恐れもある。ヒューマンエラーによる充電し忘れも発生するだろう。
ダイヘンは、ワイヤレス充電システムによって、こうした課題を先回りして解決しようとしている。ここでいうワイヤレス充電システムとは、専用駐車スペースにEVを停車するだけで充電できる画期的なシステムだ。駐車場とEVの車体底部にそれぞれユニットを設置し、EVの電源がオフになると自動で非接触の充電を行う。EVを停めるだけで自動的にワイヤレス充電ができるので充電忘れも発生せず、これまでのような充電ケーブルは不要なので、駐車場の景観もすっきりとするだろう。
同社はすでに、停車中に充電するワイヤレス充電システムを様々なEVに実装させた実績を持ち、走行中ワイヤレス充電システムの開発にも着手をはじめた。また、国内規格化に向けた活動、車両メーカをはじめとする様々な企業との協業、国内の各種プロジェクトへの参画など、業界を積極的に牽引しながら、ワイヤレス充電の早期社会実装を目指している。
普通~大容量急速まであらゆるプラグイン充電器をラインナップ
現在主流のプラグイン充電においては、同社は「6kW普通充電器」「30/50kW急速充電器」のほかに「120/180kW急速充電器」をラインナップしている。筐体の左右に充電プラグがあり、1本あたり最大90kWの出力で同時に充電できる。180kW機はオプションでスタンドを2つまで増設可能な「複合型マルチプラグ」のため、充電器1台分の設置面積で最大4台(※同時出力2プラグ、充電予約機能による自動切替で最大4台)のEVを急速充電できるのが特長だ。大型のEVも短時間で充電でき、充電渋滞の解消に役立つ充電ソリューションとして期待されている。
また、EVの増加によって懸念される課題の一つに電力デマンド値の上昇がある。複数のEVを同時に充電して電力ピークが発生すると、電気料金が上がってしまう。電力コストの上昇を防ぐには、電力需要パターンに合わせてEVの充電タイミングを調整するなどのエネルギーマネジメントが重要だ。同社のプラグイン充電器は独自の制御技術『Synergy Link』に対応し、簡単かつ導入コストを極小化するエネルギーマネジメントシステム(EMS)を構築する事ができる。また、2025年から補助金交付要件となる見通しの国際標準通信プロトコル「OCPP」にも同社がラインナップする急速充電器は全機種対応済みであり、外部制御にも対応できるため、需要パターンに合ったエネルギーの最適な運用を実現できる。ダイヘンは、EV充電システムとEMSというハード・ソフトの両面から脱炭素経営の実現に伴走する。
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2024.08.26
パワーエックス、京都市内のホテルに蓄電池を活用した再エネ電力を供給
パワーエックス(東京都港区)は8月19日、「チャプター京都トリビュートポートフォリオホテル」(京都府京都市中京区)に、電力供給サービス「X-PPA」(電池を活用した再生可能エネルギー由来の電力供給サービス)を2024年9月より提供開始すると発表した。同サービスが関西エリアの物件に導入されるのは初めて。
今回、同ホテルに供給する電力は、約70%が追加性のある再生可能エネルギー(再エネ)電源から調達され、非化石証書(再エネ指定)として電力に組み入れられる。
なお同ホテルは、世界有数の投資運用会社であるブラックストーンが運用するファンドのポートフォリオ・カンパニーであるJapanCor(東京都千代田区)がアセットマネジメントを行う。
パワーエックスの「X-PPA」は、都市部のビルや商業施設に最適な電力サービスとして提供している。風力発電などのベース電源に加え、昼間の太陽光と、日中に太陽光によって発電された電力を蓄電池に貯め、電力需要の高まる夕方以降の時間帯に「夜間太陽光」として供給する電力を組み合わせる。
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2024.08.23
東電HD、パラオ政府と協定締結 再エネ導入を支援
東京電力ホールディングス(東京都千代田区)は8月13日、パラオと、技術協力に係る包括協定を締結した。
同社は今後、同協定に基づき、持続的な電力事業の発展に寄与するための人財派遣や再エネ導入に伴う電力系統運用の最適化に向けた共同プロジェクトなどを行う。
パラオは、2032年までに100%再エネ化という目標を掲げ、再エネ電源導入を積極的に進めている。
一方で、再エネ利用拡大に伴い、太陽光発電出力が電力需要を超えるなど、慢性的な出力制限が課題となっている。
同社は今後、同国において系統運用上の課題解決に向けた取り組みを開始し、系統安定に関する技術的知見の獲得を目指す。
同社グループはこれまでも、国内島嶼部において、風力や太陽光などの再エネ比率を高めた電力系統設備の構築のほか、蓄電池や既存設備を組み合わせた需給運用技術などの手法確立に向けた実証試験を実施している。今回の取り組みにおいても、脱炭素技術や電力系統運用技術のノウハウを最大限活用していく。
なお、今回の協定は、2024年7月16日から18日に開催された「第10回太平洋・島サミット(PALM10)」の共同行動計画に則ったもので、両者の協力関係を一層強化したいとの考えが一致し、締結に至った。
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2024.08.22
省エネ・再エネリフォーム支援で専門アドバイザー派遣 都の新事業
東京都は8月8日、戸建住宅所有向けに、省エネリフォームの専門アドバイザーを無料で派遣する事業を開始すると発表した。建物の状況やニーズなどに応じた省エネ化・再エネ化につながるリフォームについて、改修の手法や各種補助金制度などの情報を提供する。
同事業では、アドバイスを希望する住宅所有者を、2024年8月19日から2025年3月3日まで募集する。応募対象は、新耐震基準(1981年6月1日に導入された耐震基準)により建築・回収された(または、それと同等以上の耐震性能がある)都内の戸建住宅、二世帯住宅などの長屋の所有者。賃貸でこれらの住宅に入居している人は対象外。対象条件の詳細は都のホームページを参照のこと。
申込者は申込後、アドバイザーから日程調整の連絡を受ける。当日、アドバイザーが現地を訪問し、以下の支援を実施する。
- リフォームに関しての意向や現状の問題について聞き取りを行い、建物の状況や設備などを目視で調査する
- 調査結果に基づき、建物や設備などの現状を説明する
- 省エネ化・再エネ化やバリアフリー化などに関する改修手法や各種補助制度などについて情報提供する
採用は先着順で、60件程度を予定している。
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2024.08.21
供給網上の複数事業者による陸上輸送の省エネ化・脱炭素化補助金 2次公募開始
国土交通省は8月8日、発荷主や輸送事業者、着荷主などサプライチェーン上の複数事業者による陸上輸送の省エネ化・脱炭素化を支援する補助事業の2次公募を開始した。期間は9月13日(17時必着)まで。
補助率は補助対象経費の1/2以内
この事業は、サプライチェーン上の複数の事業者による連携可能な共通システムの構築を目的としたもので、次の2つの実証事業を補助対象とする。
- 高度なデジタル技術を活用したサプライチェーン全体の効率化:共通システムに基づき伝票やパレットの共通化・標準化の実施や各⼯程の作業を⾃動化・省⼈化する設備・システムなどの導⼊
- 輸送計画と連携したEVトラックへの充電・FCVトラックへの充填タイミングなどの最適化:共通システムを介した輸送計画と連携したEV・FCVトラックへの充電・充填タイミングなどの最適化に関する実証事業(転換・効率化も可)
補助対象経費は以下の通り。
テーマ 補助対象区分 補助対象となる経費 補助率 連携する 共通システム事業費(物流全体効率化システム導入費) 発荷主・輸送事業者・着荷主などの事業者間における輸送情報の連携にあたり必要となる共通システムに要する経費 1/2以内 効率化 サプライチェーン輸送効率化機器事業費(輸送効率化機器導入費) 共通システムと情報連携する輸送効率化機器(※)の導入により輸送計画全体の最適化実証に要する経費。 1/2以内 転換する 充電・充填タイミング 最適化実証事業費(充電・充填インフラ導入費) 通システムと連携することにより、EVトラックやFCVトラックへの充電・充填タイミングなどの最適化実現に向けた実証に要する経費 1/2以内 ※共通システムと連系して作動または共通システムより出力されたデータ等を活用して作動することにより、高度な輸送効率化を可能とする機器に限る
要件としては、以下のような項目が求められる。
- 発荷主、輸送事業者、着荷主のそれぞれについて少なくとも1社以上の事業者が参画する連携事業であること
- 共通システムで連携するすべての事業者が共同して行うこと など
事業名は「新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業」で、今回の2次募集では、数件程度を採択する予定。予算額は約3億7600万円。
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2024.08.20
日本トムソン、営農型太陽光発電所を活用したオフサイトPPAサービスを導入
ベアリングメーカーの日本トムソン(東京都港区)と中部電力ミライズ(愛知県名古屋市)は8月7日、日本トムソン専用の「営農型太陽光発電所」を活用したオフサイトPPAサービスを開始したと発表した。
ソーラーシェアリングで農業経営を支援
このサービスは、中部電力ミライズが、三重県内の太陽光発電所(出力:約800kW)から調達する電気を、日本トムソンの岐阜製作所(岐阜県美濃市、関市、土岐市)に供給するもの。日本トムソンは、中部電力ミライズとの契約期間である20年間にわたり、同社専用の太陽光発電所から再エネ由来の電気を安定的に調達することができる。
また、今回のサービスは、太陽光パネルの下で農作物を栽培する「営農型太陽光発電所」で、農産物は原木シイタケを栽培する予定。営農事業者は売電による収入を得ることができ、さらに、日本トムソンが農作物の一部を購入し自社の食堂で利用することで、農業経営の支援にも貢献する。
岐阜製作所は3つのサービスで約11%をCO2フリー電気に
日本トムソンは、2021年11月から、中部電力グループが提供するオンサイトPPAサービスにより、岐阜製作所の屋上に設置した太陽光発電設備(パネル出力:約940kW)の電気を同製作所で使用している。これとあわせて、今回のサービスを導入することにより、日本トムソンが調達する太陽光発電の電気の合計量は、年間約200万kWhとなる見込みだ。
また、日本トムソンは、2024年4月から、中部電力ミライズが提供する、CO2フリー電力プラン「Greenでんき」を岐阜製作所で活用している。「Greenでんき」は、中部電力グループが保有する水力発電所等の再エネ電源に由来する非化石証書を使用し、実質再エネ100%でCO2を排出しない電気を提供するサービスだ。
オンサイト・オフサイトPPAサービスと「Greenでんき」の導入により、岐阜製作所で使用する電気のうち約11%がCO2フリーとなる見込みで、これにより日本トムソンは年間約1606トンのCO2排出量を削減する。
国内営業拠点にバーチャルPPAによる再エネも導入
日本トムソンは2023年7月より、本社建屋の使用電力をCO2フリー電力プランに切り替えている。また、日本トムソンとクリーンエナジーコネクト(東京都千代田区)は2月、日本トムソン専用のNon-FIT低圧太陽光発電所を新たに9カ所開発し、バーチャルPPAサービスの運用を開始したことを発表した。日本トムソンは、クリーンエナジーコネクトが提供する、追加性のある再エネの環境価値を国内各営業拠点で使用する電力に充当し、その使用電力を100%再エネ化する予定。
なお、日本トムソンは2月、同社グループの新たなGHG排出量削減目標を発表。パリ協定で求められる「1.5度目標」に準拠した目標値に再設定した。
企業の再エネ導入を見える化
中部電力ミライズは2月、カーボンニュートラルの実現に向け、企業に参加してもらいながら、再エネを増やし、有効活用することを進めていく取り組み「みんなで脱炭素プロジェクト」を開始した。
参加する企業と、プロジェクトロゴの共同使用すること等を通じて、新たな再エネ電源を生み出す、再エネの「追加性」などの取り組みを世の中に見える化し、地域全体に活動を拡げることを目指している。
日本トムソンは、オンサイトPPAサービス・オフサイトPPAサービス・「Greenでんき」の活用を通じて、このプロジェクトに参加し、脱炭素社会の実現に貢献する。
中部電力ミライズは、「みんなで脱炭素プロジェクト」に関する現在の主なサービスとして、エネルギーのグリーン化、PPAサービスなどによる創エネ、省エネ・CO2削減の改善、中長期的なプラン策定、デマンドレスポンスの5つを挙げる。
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2024.08.16
アサヒ飲料、約85億円投入し次世代製造ライン新設 省エネ・省人化など
アサヒ飲料(東京都墨田区)は8月5日、明石工場(兵庫県明石市)に効率的な製造ライン「次世代SMART(スマート)・ライン」を新設すると発表した。これによりPETボトル商品の製造能力の約20%増強を見込んでいる。同製造ラインの新設にかかる設備投資は、約85億円で、12月からの稼働開始する予定だ。
省力化・省エネ化・省スペース、搬送電力を40%削減へ
新設する製造ラインは、従来は個々に分けて行われていた無菌充填工程とラベリング工程を連結させたほか、その他の工程も生産効率を向上させる。澁谷工業(石川県金沢市)およびフジシール(大阪府大阪市)と共同で開発を行った。
既存の製造ラインと比べ、約60%の人数での稼働が可能で、約20%省スペース化できる。設備の連結によりコンベヤーなどを極小化したことにより、ボトル搬送に必要な電力は約40%削減される見込みだ。
次工程に移動する際の軽量に起因した変形・破損が改善され、PETボトル容器のさらなる軽量化が可能となり、同社が持続可能な容器包装の実現に向けて制定した「容器包装 2030」の取り組みも強化される。
DX化で生産性も向上
また、スマートなオペレーション業務の確立を目指し、製造工程で発生する廃棄物搬送の自動化や管理日報のペーパーレス化、デジタル技術を活用した品質保証能力の強化など、従業員の生産性向上にも取り組む構えだ。
明石工場は同社の基幹工場として、PETボトル商品やびん・缶商品など、年間4700万箱の商品を製造している。しかし、これまで西日本エリアに出荷するPETボトル商品の約3割を東日本エリアの工場からの転送で賄っていることが課題だった。今回、「カルピスウォーター」の1.5Lを新たに製造するなどPETボトル商品の製造能力を増強し、転送数を削減することで物流の「2024年問題」への対応や、輸送でのCO2排出量削減につなげていくとしている。
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2024.08.08
品川区、公用車カーシェアリングでEV2台導入 年間1.6tのCO2削減へ
東京都品川区は8月1日、公用車におけるカーシェアリングを導入し、利用を開始した。同区役所駐車場に、タイムズモビリティ(東京都品川区)のカーシェアリングサービス「タイムズカー」を設置。日産自動車のEV「サクラ」を2台配備した。
配備した車両は、平日の日中は区職員が、そのほかの時間帯は区民が利用する。これにより、公用車2台分で、年間約1.6トンのCO2排出量削減を見込んでいる。
日産のEV軽を配備、これまでも災害用などでEVを活用
今回採用されたサクラは日産自動車のEV軽自動車。フル充電で約180km走行可能。バッテリーは20kWhで、バッテリー容量低下の抑制や耐久性の向上などにより、バッテリーの高寿命化を実現している。
また、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライト(自動切替型前照灯など)の採用により、「サポカーSワイド」に該当し衝突被害軽減ブレーキの性能認定車となっている。
タイムズモビリティはこれまでも、公用車の脱炭素化やEV普及に向けた利用機会の創出、災害時にEVを蓄電池として活用するといった自治体の取り組みに対して、タイムズカーのEVを配備することで貢献してきた。
今回の取り組みにおいても、タイムズカーのEV配備により、品川区の2050年度までにCO2排出量を実質ゼロとする目標達成に向けた公用車の脱炭素化、および区民の方などへのEVの利用機会創出によるEV普及促進を支援する。
タイムズカーのカーシェアリング
タイムズカーは、全国に1万7000カ所以上のステーションを持ち、24時間365日利用できるカーシェアリングサービス。会員登録をして、パソコンやスマホなどで予約でき、利用料金は15分220円から。日常生活やレジャーなど、さまざまなシーンで利用ができる。
公用車にカーシェアリング、定着へ
公用車にカーシェアリング導入が、定着しつつある。自治体の脱炭素化や災害時の蓄電池としての活用を目的に、環境省が「再エネ×電動車の同時導入による脱炭素型カーシェア・防災拠点化促進事業」2023年度に実施するなど、公用車でのカーシェアリング導入を支援してきた。これまでも、福島県白河市、神奈川県横須賀市・逗子市、同・小田原市などで導入されてきた。
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