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2025.05.16
ENEOSなど中部エリアの低圧太陽光開発 2026年中に5MWを運転開始
ENEOSリニューアブル・エナジー(ERE/東京都港区)とエクソル(同)は5月8日、複数の発電所を同時並行的に開発・建設することで大規模な発電容量を確保する「バルクスキーム」での低圧太陽光発電所の開発で協業すると発表した。
第1弾として中部エリアにて、2026年までに50件・合計設備容量5MW規模の発電所を順次着工・建設し、2026年中にすべての発電所の運転開始を予定している。

エクソルの太陽光発電所をEREグループが譲受
この協業では、エクソルが開発・建設した太陽光発電所をEREグループが譲り受ける。
オフサイトコーポレートPPAに対するニーズが高まる一方で、国内における大規模な太陽光発電所の適地は減少している。低圧太陽光発電所については年間約1,200件、17MWの建設実績(屋根上含む)があるエクソルと、発電所開発に加え蓄電池活用やコーポレートPPA(電力購入契約)による売電に強みを持つEREグループが協働することで、開発難易度が高まる事業環境の中でもスピード感を持って発電所の開発を進めていく。
PPA事業を推進へ太陽光開発での協業にも注力
EREは、ENEOSグループで、再エネ発電事業を手がけている。
たとえば、EREは2024年5月、西日本旅客鉄道(JR西日本/大阪府大阪市)と関西電力(大阪府大阪市)と、コーポレートPPAを締結。このPPAでは、EREは発電事業者として関西エリアにおいて開発・運営する合計約1万8000kW規模の太陽光発電所からの電力を関西電力に供給し、関西電力は小売電気事業者としてJR西日本に再エネ由来の電力を供給する。JR西日本は購入した電力を山陽新幹線(新大阪駅~岡山駅間)の列車運転のために使用し、CO2排出量を削減する。また、EREは2024年8月、AmazonとコーポレートPPAを締結している。
さらに、EREは2024年6月に、WAKO(広島県広島市)、ALLアセットパートナーズ(AAP/広島県広島市)と中国・四国エリアにおいて、バルクスキームでの高圧太陽光発電所の開発で協業を開始すると発表した。WAKOグループが開発・建設した太陽光発電所をFIP転換したうえでEREが譲り受け、AAPがO&Mを担う。2027年中に88件49MW規模の発電所の運転を開始する予定で、この事業の発電所で発電した電力は将来的にオフサイトコーポレートPPAによって需要家へ提供する計画だ。
また同年12月、H.Eエナジー(北海道札幌市)と、東北エリアでバルクスキームでの低圧太陽光発電所の開発で協業を開始すると発表した。H.Eエナジーが開発・建設した太陽光発電所をEREグループが譲り受け、運営管理はH.Eエナジーが担う。2025年までに50件・設備容量5MW規模の発電所建設に順次着工し、2025年中の運転開始を予定している。
欲しいだけ再エネを提供できるサービスを充実へ
エクソルは、太陽光発電事業の専業企業として、太陽光発電システムの設計・建設・メンテナンスを全国に提供している。エクソルには、オフサイトコーポレートPPAに関する相談が多く寄せられている。
再エネ導入に積極的な企業が増えたことで、「コーポレートPPA」の導入が広がっている。なかでも、需要家の施設とは異なる場所に設置された太陽光発電所で発電された電力を、一般の送電網を通じて供給するオフサイトコーポレートPPAが、自社に設備を持たずに再エネを導入できる手段として注目されている。そのため、FIT(固定価格買取制度)に頼らず、発電した電力を市場や需要家に直接供給する野立てのNonFIT型低圧太陽光発電所の建設が活発になっている。
エクソルは、全国のEPCとネットワークを形成し、工事仕様、設計思想など、日本全国の「太陽光発電所品質の統一化」を行い、「品質の良い発電所」の建設を進めている。このようにして建設された太陽光発電所を集約し、小売り電気事業者を通じて欲しい所に欲しいだけ再エネの提供を可能にする「オーダーメイドPV開発サービス」を展開している。今後も、全国の需要家や発電事業者のニーズに応えられるサービスを充実させていく。
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2025.05.15
商船三井、CO2ガス拡散評価を行う事業者募集 対象は大型液化CO2船
商船三井(東京都港区)は5月7日、大型液化CO2船の実用化に向けて、同船に関するCO2ガス拡散を評価する事業者を公募すると発表した。
3次元ガス拡散計算で、周辺環境への影響などを評価
商船三井は2021年、日本CCS調査(東京都千代田区)が進める新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業の一部である、大型液化CO2輸送船の社会実装に関する研究開発を受託した。
日本CCS調査が手がける事業は、年間100万トン規模のCO2を長距離・大量輸送する際のコスト低減化に向けた新たな輸送技術を研究開発するもので、実証試験および関連調査を実施している。商船三井は今回、2025度の大型船社会実装に関する研究開発の一環として、CO2ガス拡散シミュレーション評価の請負業者を募集する。受付期間は5月7日から5月20日まで。
採択された事業者は、2022年度に船舶基本設計を実施した大型液化CO2輸送船を対象に、船体・船上搭載機器・装置をモデル化した3次元ガス拡散計算を用いて、同船と周辺環境への影響を評価する。
具体的な評価項目は以下の通り。
- ベントライザーからの大気ベント時における、居住区に影響を及ぼす可能性のある条件下でのCO2拡散状況の評価
- タンク安全弁作動時における、居住区に影響を及ぼす可能性のある条件下でのCO2拡散状況の評価
期間は、契約締結日から2026年2月28日までの予定。
液化CO2輸送事業に注力する商船三井
商船三井は2021年に、液化CO2船を船舶管理するラルビック・シッピング社(LS社/ノルウェー)に出資し、液化CO2海上輸送事業へ参画した。このほか、米国の石油大手Chevron Corporation(シェブロン)や関西電力(大阪府大阪市)、コスモ石油(東京都港区)、JX石油開発(同・千代田区)と、CCUS・CCS向け液化CO2海上輸送事業に関する協業を開始している。
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2025.05.14
スズキ、サプライチェーンから再エネ電力融通 中部電系オフサイトPPA活用
スズキ(静岡県浜松市)は5月8日、アイゼン(同)および中部電力ミライズ(愛知県名古屋市)と共同で、「遠州脱炭素プロジェクト」初となるオンサイト・オフサイトPPAサービスを開始したと発表した。
発電した再エネは工場で自家消費するほか、スズキ本社に供給
「遠州脱炭素プロジェクト」とは、静岡県の遠州地域に拠点を持つ参画企業が、中部電力ミライズと連携し、太陽光発電の導入量最大化を図るというもので、遠州地域の脱炭素化への貢献を目的としている。
スズキは今回、部品の取引先であるアイゼンとともにプロジェクトに参画し、再エネのシェアに取り組む。
具体的には、アイゼンは静岡県浜松市の小沢渡東工場屋根上スペースに出力約341kWの太陽光パネルを設置する。発電した電気は、中部電力ミライズが提供するオンサイトPPAにより、同工場において自家消費するとともに、休業日などに生じる余剰電力は、中部電力ミライズのオフサイトPPAを活用し、スズキ本社に供給する。年間発電量は約39万kWh(スズキ:約15.1万kWh、アイゼン:約23.9万kWh)の見込み。
太陽光発電所の設置および運営は、中部電力ミライズのグループ会社、シーエナジー(愛知県名古屋市)が手がける。
遠州由来の再エネ電力を「選び・使い、そして増やす」
「遠州脱炭素プロジェクト」では、今回の取り組み同様、参画企業の敷地内に、その企業の電力需要以上の電気を発電する設備を設置し、発電した電気のうち自家消費することができない余剰電力を、その時間帯に電力を消費できる別の参画企業とのマッチングを行い、参画企業内で融通するスキームを採用している。
これにより、遠州地域の電気を「選んで使う」企業は、これまで有効活用できていなかった屋根上などの設置スペースを最大限生かし、遠州地域の電気を「増やす」ことが可能となり、参画企業は、遠州地域の再エネの「追加性」に貢献できるようになる。

「遠州脱炭素プロジェクト」のスキーム図(出所:スズキ) 3社は今後も、「遠州脱炭素プロジェクト」などを通じて再エネの導入量の最大化と有効活用を実現し、遠州地域の脱炭素化を目指す。
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2025.05.13
ウエストグループなど5社、廃棄パネルの循環型リサイクルで協業
ウエストホールディングス(広島県広島市)は5月2日、廃棄される太陽光パネルのリサイクルスキーム「Solar to Solar」を確立し、4社のパートナー企業と戦略的業務提携を締結したと発表した。
廃棄パネルのフレームとして使用されているアルミをリサイクルし、太陽光発電設備用のリサイクルアルミ架台を製造。今後ウエストグループが新設する太陽光発電所へ活用するスキームで資源の有効活用を目指す。
廃棄パネルのアルミフレームをアルミ架台に再生、ウエストグループの太陽光発電所に設置
ウエストホールディンクスと連携するパートナー企業は、大坪GSI(福岡県柳川市)、不二サッシグループの不二ライトメタル(熊本県玉名郡長洲町)・不二倉業(東京都品川区)、丸紅メタル(同・千代田区)の4社。
5社はそれぞれ以下の役割を担う。
- ウエストグループ : 太陽光発電所の解体、廃棄パネルの供給
- 大坪GSI: 廃棄パネルの解体、ガラスリサイクル
- 不二ライトメタル:アルミリサイクル、リサイクルアルミ架台の設計・製造
- 不二倉業:廃棄パネルなどの収集運搬
- 丸紅メタル:案件情報の展開、引取車両手配、リサイクルアルミ架台の販売支援

「Solar to Solar」リサイクルスキーム(出所:ウエストホールディングス) ウエストグループは今後、このリサイクルスキームを全国展開し、より多くの発電事業者や自治体との連携を強化していく考え。また、リサイクル技術の向上や新たな活用方法の開発にも取り組むとしている。
太陽光パネル大量廃棄問題に備え、パネルのリサイクル率向上へ
日本国内で2012年の固定価格買取制度(FIT)導入以降、太陽光発電の普及が急速に進んだが、一般的な太陽光パネルの耐用年数は20~30年であるため、2030年代から大量の太陽光パネルが廃棄されることが予測されている。
現状では、撤去されたパネルの多くが埋立処分となり、最終処分場の容量不足も懸念されており、ウエストグループはこの社会課題を解決するため、今回パートナー企業と連携し、パネルのリサイクル率向上、資源循環および廃棄物削減を図るため取り組むこととした。
太陽光パネルの大量廃棄問題においては、環境省が2024年8月に太陽光発電設備のリサイクルに関するガイドラインを策定。中古太陽光パネルの活用や廃棄パネルのリユース・リサイクル事業に乗り出す企業が増えている。2025年度の動きとしては、4月8日に京セラコミュニケーションシステムとエヌ・ピー・シーが使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクル事業に関する協業の検討開始を発表。同月28日には福島県が、県内で廃棄された太陽光パネルのリユース・リサイクルモデルの構築のため、事業者を公募型プロポーザルでの募集を開始している。
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2025.05.12
住友電工、英国・アイルランドを結ぶ送電施設引き渡し 実運用へ
住友電気工業(大阪府大阪市)は4月28日、独シーメンスエナジーと共同で進めていた英国とアイルランドを結ぶ国際連系送電システムを実運用に向け引き渡したと発表した。同プロジェクトの運用開始により、38万戸の世帯に電力が供給される。
全長190kmに及ぶケーブル構築を設計から保守まで一括で請負
このプロジェクトは、アイルランド南東部のウェクスフォードと英国・ウェールズ南西部のペンブルックシャー間を結ぶ、国際連系送電システムの建設プロジェクト。開通により両国間双方向での電力融通が可能になるという。
2022年にコンソーシアムによる建設が開始され、住友電気工業は、全長190km(海底区間160km、アイルランド側陸上区間24km、英国側陸上区間6km)に及ぶケーブルシステムの設計から、製造・敷設・保守メンテナンスまでを請け負った。
2024年8月には同社が敷設したHVDCケーブルの試験が通過。シーメンスエナジー社管轄の交直変換所の建設完了と試運転を経て、引き渡しとなった。

高圧直流送電ケーブルの敷設ルート(出所:住友電気工業) 今回のプロジェクトについて、アイルランド気候・環境・エネルギー担当のダラ・オブライエン大臣は、「同国のエネルギー目標を支えるための必要なインフラを確保する手助けとなる」とコメントした。
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2025.05.11
リコー本社、再エネ電力の一部を福島県の営農型オフサイトPPAに転換
リコー(東京都大田区)は5月1日、本社事業所に導入している再エネ電力の一部を、グループ初の営農型オフサイトPPAによる再エネ電力に転換したと発表した。UPDATER (東京都世田谷区)、二本松ご当地エネルギーをみんなで考える(ゴチカン/福島県二本松市)と共に行う取り組みで、地域社会への貢献につなげる。年間想定発電量は19万5477kWhで、リコー本社事業所における総電力量の約5%相当となる見込み。
福島県の地域新電力が開発したソーラーシェアリングによる再エネを活用
2018年に設立した地域新電力のゴチカンは、地域のインフラ基盤を支える存在として、営農型太陽光発電設備設置を中心とした事業を展開してきた。
今回、リコー向けに再エネ電力を供給する発電所2基(福島県福島市/発電量:164.2kWdc)は、耕作放棄地を活用し、地元農家が主体となる理想的なソーラーシェアリングの取り組みとして、農林水産省の「営農型太陽光発電のモデル的取組支援事業」に採択されている。
垂直設置型などを導入し、発電効率を向上
同発電所は発電効率を高めるため、以下の発電設備を導入した。
- 可動式架台型太陽光パネル
農作物の生育に応じて日射を制御し、太陽光の日射角度に応じて最適な発電量を確保する - 垂直設置型太陽光パネル
朝夕などの日射が低い時間帯にも発電効率を高めると同時に、放牧柵としての機能も担う。同時に、農地の中央に配置した太陽光パネルは、放牧中の牛を夏の強い日射から防ぐ役割も併せ持つ100%再エネのリコー本社、一部を切り替え地域に貢献
リコーグループは2017年に日本企業として初めて「RE100」へ参加。また、2021年度より導入した再エネ総合評価制度に基づき、契約する電力会社および電力メニューを、経済面・社会面・環境面で総合的に評価し、電力の調達先を選定している。
現在、リコーの本社事業所は、UPDATERが供給する質の高い再エネ電力により、既に再エネ率100%を実現しているが、今回新たに導入した営農型太陽光発電所からの再エネに一部転換することにより、地域貢献につなげる。
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2025.05.10
アイシン、トルコ太陽光発電所が稼働 欧州の再エネ導入100%達成
アイシン(愛知県刈谷市)は5月7日、欧州子会社を通じて、トルコ国内に太陽光発電施設を建設したと発表した。新施設の稼働により、トルコを含む欧州全生産拠点での再エネ導入率は100%となる。
2040年に欧州エリアでのカーボンニュートラル達成目指す
アイシンはグループ全体の脱炭素目標として、「2040年に欧州地域でカーボンニュートラルを達成」という目標を掲げている。その一環として、2025年「全生産拠点での再エネ100%」実現に向け、太陽光や風力など再エネへの切り替えを進めている。今回のトルコでの取り組みでは、年間4200トンのCO2排出量削減効果を見込む。
建設する太陽光発電施設の概要
新設する施設の名称は、「AISIN TURKIYE SOLAR POWER PLANT」。所在地はトルコ・マラティヤ県。建設面積は12万6893m2で、2025年4月に発電を開始した。なお施設の開発は、トルコに本社を構える子会社のAISIN OTOMOTIV PARCALARI SANAYI VE TICARET A.S.が手がけた。
アジア生産拠点の脱炭素化に向け、自然電力と連携
海外拠点の脱炭素化では、2021年に自然電力(福岡県福岡市)およびタイの再エネ企業コンスタントエナジーと、コーポレートPPA契約を締結。タイ現地法人ATACの屋根置き太陽光発電を1MWから3.7MWに拡張Lしている。アイシンは今後も、さらなる省エネ化や再エネの有効活用を進めていく。
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2025.05.09
神奈川県、再エネ・省エネなど支援メニューを公表 太陽光補助金を拡充
神奈川県は4月25日、住宅用太陽光発電と蓄電池を併せた導入と、ペロブスカイト太陽電池など次世代型太陽電池の早期普及を支援する補助金を新設するなど、太陽光発電の導入拡大に向けて、取り組みを大幅に強化すると発表した。
事業者や家庭における再エネ・省エネなど脱炭素化を支援する補助金などのメニューをパッケージで用意して、補助金については一部を除き4月25日より受付を開始した。
「事業者向け」「家庭・住宅向け」など4つの支援パッケージ
太陽光発電に係る取り組み強化では、補助金の新設のほか、補助金額も増額する。具体的には、住宅向けに初期費用ゼロで太陽光発電を導入するサービス(住宅用0円ソーラー)を提供する事業者に対する補助金額と、アパートなどの共同住宅への太陽光発電や蓄電池の導入に対する補助金額、また、事業者向けの自家消費型の再エネ発電設備・蓄電池の導入に対する補助金額を増額する。
支援パッケージは「事業者向け支援」、「家庭・住宅向け支援」、「次世代型太陽電池の早期普及に向けた支援」、「EV・FCVの導入支援」の4つの柱で構成される。詳細は「かながわ脱炭素ポータルサイト」で公開している。このポータルサイトでは、脱炭素の取り組みに関する県の事業のほか、国や県内の市町村の事業を紹介している。
事業者向け支援
事業者向けの支援パッケージの概要は以下の通り。
(1)カーボンニュートラルワンストップ相談窓口(受付中)
神奈川産業振興センターに相談窓口を設置し、脱炭素のあらゆる相談に無料で答える。相談員による企業訪問や県支援策を利用する事業者に対して次の取り組みにつなげる伴走支援も行う。
対象者 事業者 費用 無料 予算額 3167万円 (2)かながわCO2見える化トライアル(5月15日受付開始)
自社のCO2排出量の把握を容易にする、CO2排出量管理システムを無料で利用できる。
対象者 県内に工場等を所有する中小企業など 支援件数 210件 費用 無料 予算額 3423万円 申込み期限 2026年1月16日 (3)省エネルギー診断(4月25日受付開始)
省エネの専門家が事業所を訪問し、省エネ対策を提案する。
対象者 県内に工場等を所有する中小企業など 診断件数 150件 費用 無料 予算額 4000万円 申請期限 12月26日 (4)中小企業省エネルギー設備導入費等補助金(6月2日受付開始)
省エネ設備の導入(更新)や保守等に係る経費の一部を補助する。
対象者 所有権を有する県内の土地または建物において事業を実施する中小企業など 対象経費 事業に要する設計費、設備費、工事費 補助額 補助率1/3(上限500万円)
(「かながわ再エネ電力利用認定事業者」または「かながわ脱炭素チャレンジャー」は上限600万円)予算額 3億7500万円 申請期限 11月28日 (5)太陽光発電設備の導入提案(4月25日受付開始)
専門家が事業所を訪問し、太陽光発電の導入に関する提案書を無料で作成する。
対象者 太陽光発電の導入に関心のある事業者 診断件数 100件 費用 無料 予算額 4005万円 申請期限 12月26日 (6)事業所用太陽光発電の共同購入(通年募集)
事業者向けに太陽光発電の導入希望者を広く募ることで、スケールメリットにより、価格低減を図る事業。2024年度からエナーバンクと協定を締結し、連携して事業を実施している。自己所有(購入)での設置に加えて、PPAやリースの選択も可能。
対象者 県内に太陽光発電の設置を希望する事業者 予算額 0円(県との協定に基づく予算を伴わない官民連携事業) (7)自家消費型再生可能エネルギー導入費補助金(4月25日受付開始)<増額>
太陽光発電等の導入に係る経費の一部を補助する。
太陽光発電の補助額は6万円/kW(2024年度)から8万円/kWに、大企業の上限は1,000万円(2024年度)から3,000万円に、蓄電池の補助額は15万円/台(2024年度)から5万円/kWh(上限500万円)に増額する。
対象者 自家消費型再生可能エネルギー(※1)発電設備を導入する(※2・3)法人または青色申告を行っている個人事業者 対象経費 再生可能エネルギー発電設備の設計費、設備費、工事費 蓄電池を併せて導入する場合は、蓄電池の設計費、設備費、工事費 補助額 発電出力1kW当たり8万円を乗じた額(上限:大企業3000万円)
かながわ脱炭素チャレンジャーは、1kW当たり10万円を乗じた額
蓄電池を併せて導入する場合は、補助額を上乗せ(1kWh当たり5万円)予算額 9億9300万円 申請期限 2026年2月27日 (※1)太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス
(※2)県内に設置し、県内で消費するものに限る。
(※3)ペロブスカイト太陽電池については後日公表となる。(8)かながわ脱炭素チャレンジ中小企業認証制度(5月頃受付開始予定)
脱炭素化に向けた意欲ある中小企業を県が「かながわ脱炭素チャレンジャー」として認証する制度。認証を受けた事業者には、中小企業省エネルギー設備導入費など補助金の上限額上乗せなど、脱炭素化の取り組みを積極的に後押しする。
対象者 県内に工場等を所有する中小企業など 予算額 0円 家庭・住宅向け支援
家庭・住宅向けの支援パッケージの概要は以下の通り。
(1)住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(4月25日受付開始)<新設>
住宅用の太陽光発電と蓄電池を併せた導入に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内の住宅所有者 対象経費 太陽光発電・蓄電池の設計費、設備費、工事費 補助額 太陽光発電)発電出力1kW当たり7万円を乗じた額
(蓄電池)1台当たり15万円予算額 3億4400万円 申請期限 12月26日 (2)太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金(4月25日受付開始)<増額>
リース等の活用により、初期費用の負担なく住宅用太陽光発電や蓄電池を導入できる住宅用0円ソーラーに係る経費の一部を補助する。
太陽光発電等の設置・運転維持コストの増加に対応し、導入拡大につなげるため、補助金額は、太陽光発電が5万円/kW(2024年度)から7万円/kWに、蓄電池は12万円/台(2024年度)から15万円/台に増額する。
対象者 県内において住宅用0円ソーラーを提供している事業者 対象経費 太陽光発電の設計費、設備費、工事費
蓄電池を併せて導入する場合は、蓄電池の設計費、設備費、工事費補助額 発電出力1kW当たり7万円を乗じた額
蓄電池を併せて導入する場合は、補助額を上乗せ(1台当たり15万円)予算額 1億2700万円 申請期限 12月26日 (3)共同住宅用自家消費型太陽光発電等導入費補助金(4月25日受付開始)<増額>
共同住宅への自家消費型の太陽光発電の導入に係る経費の一部を補助する。
補助金額は、太陽光発電が5万円/kW(2024年度)から7万円/kWに、蓄電池は12万円/台(2024年度)から15万円/台に増額する。
対象者 県内の分譲共同住宅の管理組合、県内の賃貸共同住宅を所有する個人または法人 対象経費 太陽光発電の設計費、設備費、工事費
蓄電池を併せて導入する場合は、蓄電池の設計費、設備費、工事費補助額 発電出力1kW当たり7万円を乗じた額
蓄電池を併せて導入する場合は、補助額を上乗せ(1台当たり15万円)予算額 540万円 申請期限 12月26日 (4)住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業(募集中)
住宅向けに太陽光発電と蓄電池の導入希望者を広く募ることで、スケールメリットにより、価格低減を図る。アイチューザーと協定を締結し、連携して事業を実施する。
対象者 県内在住の個人など 設置プラン 太陽光発電
太陽光発電と蓄電池
戸建向け蓄電池
マンション向け蓄電池予算額 0円(県との協定に基づく予算を伴わない官民連携事業) 募集期間 4月9日~9月4日 (5)ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入費補助金(4月25日受付開始)
中小工務店が施工するネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の導入に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内の住宅の建築主(新築)、購入者(建売)、所有者(既築) 対象経費 中小工務店が施工するZEHの導入に係る経費 補助額 ZEH+(Nearly ZEH+含む):90万円/戸(定額)
ZEH(Nearly ZEH含む):55万円/戸(定額)
ZEH Oriented:50万円/戸(定額)
再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」の場合は、補助額を上乗せ(20万円/戸)
経費が上記の金額を下回る場合は、経費の千円未満を切り捨てた額予算額 7500万円 申請期限 12月26日 (6)既存住宅省エネ改修事業費補助金(4月25日受付開始)
既存住宅の窓等の省エネ改修工事に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内の既存住宅の所有者 対象経費 省エネ改修工事の材料費、労務費 補助額 補助率1/3(上限20万円) 予算額 6000万円 申請期限 12月26日 次世代型太陽電池の早期普及に向けた支援<新設>
今回新設した次世代型太陽電池の早期普及に向けた支援は以下の通り。
(1)次世代型太陽電池普及促進事業費補助金(5月1日受付開始)
ペロブスカイト太陽電池など次世代型太陽電池は、「薄くて、軽くて、曲げられる」という特長から、これまで設置が困難だったビルの壁面や耐荷重が小さい工場の屋根等にも、設置が可能となる新技術。ペロブスカイト太陽電池など次世代型太陽電池について、多くの県民や事業者に、見て、知ってもらう「見える化」を図る実証の取り組みなどに係る経費の一部を補助する。
対象者 県内で次世代型太陽電池の見える化の実証の取組等を行う事業者 対象経費 実証や普及啓発に係る経費 補助額 実証に係る経費:補助率2/3(上限20万円)
普及啓発に係る経費:補助率10/10(上限200万円)予算額 6607万円 申請期限 6月13日 
ペロブスカイト太陽電池活用イメージ(出所:神奈川県) (2)自家消費型再生可能エネルギー導入費補助金(再掲)
次世代型太陽電池の継続的な需要拡大に向けて、流通開始後の初期導入に係る経費の一部を補助する(受付開始時期等の詳細は後日公表)。
EV・FCVの導入支援
EV・FCVの導入支援は以下の通り
(1)事業用等EV導入費補助金(4月25日受付開始)
事業用等EVの導入に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内でバス事業、タクシー事業、トラック事業、レンタカー事業を営む法人など 対象経費 事業用等EVの車両本体の購入に係る経費など 補助額 EVバス:補助率1/3(上限1500万円)
EVタクシー:補助率1/3(上限100万円)
EVトラック:補助率1/4(上限500万円)
EV軽トラック:定額20万円
EVレンタカー:補助率1/3(上限100万円)予算額 6億2600万円 申請期限 12月26日 (2)乗用FCV導入費補助金(4月25日受付開始)
燃料電池自動車(FCV)の導入に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内に在住する個人又は県内に事業所を有する法人など 対象経費 FCVの車両本体の購入に係る経費 補助額 定額100万円 予算額 5000万円の一部 申請期限 12月26日 (3)FCトラック導入費・燃料費等補助金(4月25日受付開始)
燃料電池トラック(FCトラック)の導入・運用に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内でFCトラックを導入及び運用する法人など 対象経費 【導入費】FCトラックの車両本体の購入に係る経費など
(同等ディーゼル車の車両本体の購入に係る経費等との差額)
【燃料費等】FCトラックの水素燃料費(軽油相当額との差額)など補助額 【導入費】補助率1/4(上限850万円)
【燃料費等】補助率1/4(上限105万円)予算額 9550万円 申請期限 【導入費】12月26日
【燃料費等】2026年1月30日(4)FCフォークリフト導入費補助金(4月25日受付開始)
燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)の導入に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内の事業所にFCフォークリフトを導入する法人など 対象経費 環境省補助金の補助対象経費と一般的なエンジン式車両の導入経費との差額 補助額 補助率1/2(上限500万円) 予算額 5000万円の一部 申請期限 12月26日 (5)EV急速充電設備整備費補助金(4月25日受付開始)
EV急速充電設備の整備に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内に公共用、バス・タクシー事業所用のEV急速充電設備を整備する法人など 対象経費 EV急速充電設備の整備に係る設備費・設置工事費 補助額 新規 補助率1/3(上限200万円)
入替 補助率1/3(上限100万円)予算額 1億4000万円 申請期限 12月26日 (6)EV普通充電設備整備費補助金(4月25日受付開始)
EV普通充電設備の整備に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内に共同住宅用、月極駐車場用、事業所の従業員・社用車専用駐車場用、宿泊施設用、大規模小売店舗用、観光施設等用のEV普通充電設備を整備する者 対象経費 EV普通充電設備の整備に係る設備費・設置工事費 補助額 普通充電設備・充電用コンセントスタンド:定額15万円
充電用コンセント:補助率1/3(上限10万円)予算額 3000万円 申請期限 12月26日 (7)水素ステーション整備費補助金(4月25日受付開始)
水素ステーションの整備に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内に定置式水素ステーションを整備する法人など 対象経費 設備機器費、設計費、設備工事費、工事負担金、経費・管理費など 補助額 補助対象経費に5の4を乗じた額から経済産業省補助金交付額を差し引いた額(上限3500 万円。ただし、定置式水素ステーションが設置されていない市町村に新たに整備する場合、または大規模な定置式水素ステーションを整備する場合は上限4200万円) 予算額 4200万円 申請期限 6月30日 (8)水素ステーション運営費補助金(5月頃受付開始予定)
水素ステーションの運営に係る経費の一部を補助する。
対象者 県内で商用FCV対応の水素ステーションを運営する法人など 対象経費 運営費、土地賃借料など 補助額 補助対象経費から経済産業省補助金等を差し引いた額
新たに設置する水素ステーション:上限2000万円
既存の水素ステーション:上限1000万円予算額 5000万円 【参考】
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2025.05.08
長岡技科大発スタートアップ、新型風力発電「縦型リニアドライブ風車」実証
長岡技術科学大学発のスタートアップ・パンタレイ(新潟県長岡市)は4月24日、風力発電の新技術である「縦型リニアドライブ風車」の実証実験を長岡市寺泊水族博物館(同)にて開始した。世界5カ国の特許を取得した低騒音・高トルクを実現する技術で、都市部の商業施設やビルの屋上、住宅地などへの設置を想定した「地産地消型」の新しい風力発電システムの社会実装に向けて評価を行う。
3次元の縦渦を発生させ空気を力強く吸い込む新構造
同社が開発した「縦型リニアドライブ風車」は、従来の風車とは全く異なる原理で回転し発電を行う。
円柱状のプロペラと、その後流に設置されたリング状の平板により3次元構造の縦渦を発生させ、前方の空気を強力に吸い込む事で回転力を得る。この構造により、極めて低い低騒音を実現しながらも、高トルクを発生させることができるという。また、強風や突風に強く、台風並みの風速20mでも安定した回転を保ち、理論上は70mまで回転可能だ。技術的にはシンプルであるため、高強度の装置を安価に製造出来るという特長ももつ。
日本海側の厳しい高風速で実証
実証の地に選んだ長岡市寺泊水族博物館は、日本海に面しており、冬場は厳しい高風速の環境。今回この環境のもと、安心安全に発電可能であることを実証し、長時間の可動で部品の脱落、共振の有無、異常な発熱、温度安定性、及び安定した風力発電の取り出し能力を社会実装に向けて評価する。
強風・突風に強く、低騒音を実現した新型風力発電
同社は、2050年までに世界全体発電量のうち風力発電が占める割合が25%となると予測されている一方で、日本の風力発電の導入はいまだ数%と遅れが顕著であると指摘。国内における風力発電の潜在的需要は高いが、従来型の風車は、強風や突風に弱く、発電の際に生じる騒音が住民問題を起こすなど様々な技術的な課題があり、普及の障壁となっていると分析する。
今回、同社が実証を開始した「縦型リニアドライブ風車」は、強風や突風に強く、また低騒音が特徴で都市部や住宅地などへの設置も可能としており、一基あたりの発電量は小規模ながら、普及が進めば将来的に重要なエネルギー源となる可能性があるとみている。
レオロジー技術を基軸にして長岡技科大発のスタートアップ
パンタレイは、長岡技術科学大学発のスタートアップベンチャー企業。レオロジー(流動学)の技術を基軸に、革新的なテクノロジーの開発を進める。再生エネルギーの問題解決に向け開発した「縦型リニアドライブ風車」は、すでに日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、オーストラリアの5カ国で特許を取得している。
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2025.05.07
エナリス、MRV支援システム運用へ 太陽光によるJ-クレジット創出を支援
エナリス(東京都千代田区)は4月24日、J-クレジットのモニタリング・報告・検証等の業務の効率化に資する「MRV支援システム」の実運用を2025年度に開始すると発表した。太陽光発電設備を導入する法人などに対してJークレジットの発行業務の効率化を支援する同社オリジナルのシステムで、環境省事業のMRV支援システム運営者の1社として採択されて開始する。
エナリスオリジナルの「MRV支援システム」
エナリスが運用するMRV支援システム「eneGX MRV’S(エネジーエックス マーブス)」は、ブロックチェーン技術と環境省が主導する実証への参画などを通じて得た知見をもとに構築したものだ。
このMRV支援システムは、「太陽光発電設備の導入(EN-R-002)」を対象としたJ-クレジットの検証に必要な一連の工程業務(測定・報告・検証から管理まで)の効率化を支援する。国のJ-クレジット登録簿システム等と連携しており、創出されたクレジットに関する情報をブロックチェーンに記録し、創出後のJ-クレジット情報の管理も行う。
エナリスは今後、審査機関との協議を経て、「eneGX MRV’S」をエナリスが登録するJ-クレジットプロジェクト「エナリスPV価値創出プロジェクト」に活用していく計画だ。
J-クレジットの創出と流通を支援へ
エナリスは、「eneGX MRV’S」の今後の展開に向けて、さらなる効率化を支援できるシステムへと機能拡充に取り組んでいく。また、国の検討結果を踏まえながら、「太陽光発電設備の導入(EN-R-002)」以外の方法論にも対応するシステムへの拡充を検討していく。将来的なJ-クレジットの事業の展開としては、J-クレジットの創出支援だけでなく販売・買取のサービスも充実させていく計画だ。
J-クレジットの創出に向けた課題を解決へ
J-クレジット制度は、温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。「省エネ設備の導入」や「再生可能エネルギーの導入」など、温室効果ガス削減・吸収につながるさまざまな取り組みからJ-クレジットを創出することができる。
一方、J-クレジット制度におけるプロジェクト登録からクレジット取引までの各段階における手続は、人手の少ない中小企業や家庭にとっては、コストと時間がかかる上、自らの削減活動ではクレジット発行量が小さいため単独で参加することが難しいという課題がある。
そこで、環境省は2020年から、ブロックチェーンを活用したJ-クレジット創出プロセスのデジタル化について検討を進め、J-クレジット創出に向けた測定・報告等の一連の検証工程業務の効率化を支援、かつJ-クレジット登録簿システムと連携するシステム環境(MRV支援システム)の構築を目指してきた。
2024年度事業では、太陽光発電方法論を対象に、MRV支援システムの実運用に向けて、エナリス、富士通(神奈川県川崎市)、IHI(東京都江東区)、日立製作所(同・千代田区)、日本電気(NEC/東京都港区)の5社が採択され、J-クレジット登録簿システムと連携したMRV支援システム環境の構築に取り組んだ。
また、MRV支援システム運営者としてエナリスのほか、富士通、IHI、日立製作所の4社を採択している。
需要拡大が見込まれるJ-クレジット
2023年に東京証券取引所(東京都中央区)がカーボン・クレジット市場を設立、2025年3月には東京都が自治体初のカーボン・クレジット取引システムの運営を開始。さらに2026年度には排出量取引制度(GX-ETS)の開始が予定されるなど、企業が排出するCO2に価格をつけることにより、CO2排出を抑えるように誘導する「カーボンプライシング」の導入が拡大しつつある。こうした流れを受けて、今後特にJ-クレジットの需要が高まると想定されている。
なお、エナリスは、J-クレジット制度における方法論「太陽光設備の導入(EN-R-002)」では、次の条件のすべてを満たす場合にプロジェクト登録をすることができるとして、紹介している。
条件1:太陽光発電設備を設置すること。又は設置済みの太陽光発電設備に対して追加的な設備投資を実施すること
条件2:原則として、太陽光発電設備で発電した電力の全部又は一部を、自家消費すること
条件3:太陽光発電設備で発電した電力が、系統電力等を代替するものであること【参考】
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