イーレックス、東電管内で蓄電所開発 出力2MW・容量8MWh

イーレックス(東京都中央区)は1月9日、アグリゲーション事業の一環として、系統用蓄電所プロジェクト第2号案件への投資を決定したと発表した。東京電力管区に、出力2MW・容量8MWh規模の蓄電所を建設する。2026年度第3四半期の運転開始を目指す。

 

アグリゲーターとして、蓄電所の保有・運用を実施

イーレックスは、アグリゲーターとして、蓄電所を保有し、運用・制御を手がける。小売電気事業で20年以上培ったトレーディングのノウハウを活かし、卸電力市場・需給調整市場・容量市場での取引を通じて、収益向上を図る。

同プロジェクトの建設工事は、グリーンエナジー&カンパニー(徳島県松茂町)の100%子会社であるグリーンエナジー・プラス(東京都杉並区)が請け負う。

 

宮崎県で開発中の第1号案件に続く蓄電所プロジェクト第2弾

今回の開発は、2025年9月に発表された宮崎県串間市の系統用蓄電所に続くもので、イーレックスにおける系統用蓄電池プロジェクトのさらなる拡大と実績構築に向けた重要なステップとなると、同社は説明している。

なお、同蓄電所は、東京電力管区の新施設と同規模で、工事も同じくグリーンエナジー・プラスが担当する。運転開始は2026年度第2四半期の予定。

 

アグリゲーションを事業の柱に、韓サムスンとの協業を開始

2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では、再エネ比率を40~50%程度とする方針が示され、太陽光や風力などの再エネ電源が主力化に応じた安定した電力供給に向け、電力の需給バランス調整がより重要となる。また、現在は大口需要家を中心に、再エネ電源の調達ニーズが高まっている。

イーレックスは2025年6月、新たな事業の柱としてアグリゲーション事業を展開すると発表。国内外の戦略的パートナーと連携し、事業拡大を図っている。同年10月には、韓国の大手商社サムスンと、日本国内の系統用蓄電池システム事業の共同開発に関する覚書を締結。折半出資の合弁会社を通じて、蓄電所開発プロジェクトを進めている。2026年には、20MW以上の大型案件にも取り組む計画だ。

 

2026年1月15日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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