サッポロビール、研究所に太陽光発電設備を導入 関電とのPPAでCO2削減

サッポロビール(東京都渋谷区)は3月1日、自社の基盤研究や技術開発、原材料・商品の品質保証分析などを行う価値創造フロンティア研究所(静岡県焼津市)に、PPAモデルによる太陽光発電設備を導入した。

導入設備は、太陽光発電パネル480枚・総パネル面積は約960㎡、同設備の導入による年間発電量は約270MWhとなる。これによって、年間で約124tのCO2排出量が削減できる見込みだ。なお、太陽光発電設備の設置は関西電力(大阪府大阪市)が行った。

同社は、具体的な活動計画として「サッポログループ環境ビジョン2050」を策定、スコープ1、2、3で温室効果ガス排出量のネットゼロを目指すことや使用電力を100%再生可能エネルギー由来にすることを目標に、取り組みを強化している。

また、「脱炭素化社会実現」にむけ、SBT認証レベルでのCO2排出削減目標に取り組むとしており、同取り組みもこの一環という。

同社は引き続きサステナビリティ重点課題に対する目標達成に向けて取り組みを進め、「持続可能な社会の実現」と「グループの持続的な成長」の両立を目指すとしている。

 

2024年3月12日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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