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2023.03.25
プラゴとNTTドコモ、軽井沢でEV活用の実証実験 回遊性向上目指す
プラゴ(東京都品川区)とNTTドコモ(同・千代田区)は3月20日、再生可能エネルギーを活用した電気自動車(EV)充電を起点するGX(グリーントランスフォーメーション)の推進と、移動体験の向上に貢献するサービスの提供を目指す協業プロジェクトを行うと発表した。第1弾として、長野県軽井沢町域で実証実験を実施。他地域での実証、さらなる協業の展開も視野に入れる。
両社は同日、EV充電を起点としたGXの推進に関する提携の基本合意書を締結した。ドコモの持つ豊富なサービスや顧客基盤と、プラゴの機器とソフトウエア両面でのEV充電に関する技術開発力を活用し、プロジェクトを推進する。
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2023.03.24
中国電力、省エネ・CO2削減コンサル開始 SHIFT事業活用で補助金も
中国電力(広島県広島市)は3月20日、エネルギー使用の現状把握・分析から脱炭素化施策の実行計画(ロードマップ)策定までをパッケージ化して提供する「省エネ・CO2削減コンサルティング」を開始した。
同サービスでは、現地でのヒアリング・設備調査、データ計測などを行い、顧客のエネルギーの管理・使⽤状況を⾒える化する。この分析結果に基づいて、運⽤改善・⾼効率な設備への更新といった個別施策と、その実⾏計画(ロードマップ)を策定しパッケージで提案する。
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2023.03.23
北九州市で「再エネ100%モデル」の実証実験
ビープラッツ(東京都千代田区)、北九州パワー(福岡県北九州市)、東京センチュリー(東京都千代田区)は3月15日、北九州市が取り組む「再エネ100%北九州モデル」の第三者所有方式(サブスクリプション方式)の事業に関連した実証実験を開始すると発表した。
空調機器やLED照明などの省エネ機器の費用のほか、電力の売電、買取価格などが複雑に関連する再エネ電力の料金体系について、契約情報・料金データのデジタル化の推進などにより、最適化を図る。
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2023.03.22
京大と大阪ガス、脱炭素に向けた研究拠点を設置 メタネーション技術等
京都大学(京都府京都市)と大阪ガス(大阪府大阪市)は2023年4月、カーボンニュートラルに向けたメタネーション技術等の基礎研究を行う産学連携共同研究の拠点を京都大学桂キャンパス内に設置する。京都大学と大阪ガスによる産学共同研究部門の設置は、今回が初めて。新たに設置する「カーボンニュートラルに向けた先進共同研究部門」では、固体酸化物を用いた燃料電池(SOEC)と、固体酸化物を用いた電気分解素子(SOFC)セル、セルスタック等に関する、耐久性向上、信頼性向上に繋げるための基礎研究を行う。また、カーボンニュートラルに関する探索的基礎研究も行う。設置期間は2028年3月までの5年間(成果が見込める場合は継続を検討)。
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2023.03.21
エナリス、太陽光電力をSVクリエーションから調達 将来的に5MW超へ
エナリス(東京都千代田区)は3月16日、SVクリエーション(宮城県仙台市)と、太陽光発電所の電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。Non-FIT太陽光発電所の電力を購入。
SVクリエーションは、サンヴィレッジ(栃木県足利市)と大崎クリエーション(宮城県大崎市)のジョイントベンチャー。今回の契約では、SVクリエーションが、東北・東京・中部・北陸・関西・中国エリアで新規開発するNon-FIT太陽光発電所の電力を活用する。契約期間は20年。取引規模は初回500kWで、将来的には5,000kW以上を目指す。
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2023.03.20
出光グループ、再エネの「自己託送」代行サービスを本格展開
出光興産(東京都千代田区)と、子会社のソーラーフロンティア(同)は3月15日、遠隔地に設置した太陽光発電設備から需要施設へ電力を送電する自己託送を行う企業に対して、各機関への所定の手続きと運用をワンストップで代行するサービスの本格提供を、同月から開始した。
この自己託送代行サービスでは、自己託送制度を活用する企業に代わり、ソーラーフロンティアが、導入手続きや一般送配電事業者との契約締結支援、電力広域的運営推進機関(OCCTO)への各種計画の提出のほか、高度な知見が必要な発電と需要の計画書の作成などを代行し、自己託送に係る業務を包括的にサポートする。また、複数の発電所から複数拠点への自己託送においても対応する。
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2023.03.19
山王、主力生産拠点に太陽光+蓄電池+EV充放電器 BCP対策も
オムロンフィールドエンジニアリング(OFE/東京都目黒区)は3月14日、山王(神奈川県横浜市)のグループ主力生産拠点である東北事業部(福島県郡山市)に、太陽光発電システム・蓄電池・EV充放電器を組み合わせた自家消費型の再生可能エネルギーシステムを導入したと発表した。
再エネ利用の最大化を図ることで年間でCO2排出量355 t-CO2の削減効果を見込むとともに、ピークカットによる契約電力での電気料金削減にも貢献。災害などによる停電時には非常用電源として活用でき、BCP対策にも寄与する。
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2023.03.18
グンゼ、『ZEB』認証事務所棟が竣工 省エネ+創エネで削減率102%
グンゼ(大阪府大阪市)は3月13日、愛知県江南市にて、『ZEB』認証を取得した江南工場事務所棟が本格稼働したと発表した。
今回竣工した新事務所棟は、高効率空調・断熱材・LED照明器具・太陽光発電などを採用し、従来の建物で消費される一次エネルギーを基準に、削減率102%を実現し、建築物エネルギー性能表示制度BELSの最高評価の星5つを獲得した。
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2023.03.17
日本リビング保証、テラモーターズのEV充電器へ保証提供 最大10年
日本リビング保証(東京都新宿区)は3月14日、Terra Motors(テラモーターズ/同・千代田区)のEV充電インフラ事業「Terra Charge」へ保証サービスの提供を開始すると発表した。家庭用・事業用の急速充電器と普通充電器が対象で、保証期間は10年、8年、5年の3種類。事業用の急速充電器のみ8年または5年の2種類。
同サービスは、大手保険会社と共同で運営する、長期一括払いのEV充電設備に関する保証制度。メーカー・販売事業者等と連携して、充電設備の導入を検討するユーザー・事業者に対し、最長10年間の長期保証サービスを提供することで設備導入を後押する。
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2023.03.16
JAXAら、宇宙からの観測で「風の地図」 洋上風力の適地選定を効率化
グリーンパワーインベストメント(GPI/東京都港区)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月13日、日本で初めて、宇宙からの観測により海上風速データを「風の地図」として可視化し、洋上風力発電事業での適地選定の効率化に向けた検証を実施すると発表した。
「風の地図」は、JAXAの「SAMRAI」を搭載した衛星群から、マイクロ波計測技術により全天候海上風速データを取得して作成する。「SAMRAI」は、従来にはない超広帯域での電波スペクトルの観測を可能とし、雲や雨など天候の影響を受けずに精度の高い海上風速を観測することができる。
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