afterFITがユニディ川口店にソーラーカーポート56台分を設置
afterFIT(東京都港区)は、ユニディ川口店(埼玉県川口市)の駐車場にソーラーカーポート56台分を設置し、3月1日より運転を開始した。これによる想定発電量は、年間170,778 kWh、CO2排出量は年間で73.8t削減できる見通しだ。 また、市場価格の影響を受けない安定電源の確保も目的としており、自家発電・自家消費による電力自給率は約24.1%となり、電気料金は年間約30%削減できる見込み。
afterFITの「しろくまカーポート」は、両面パネルを採用しているため透過性があり、発電量が高いことなどが特徴。また、駐車時に柱が邪魔にならない事や高さが3メートルあり、荷物搬入の邪魔にならない設計だ。ユニディは、大きな荷物の積み下ろしが頻繁なホームセンターの特性にこれらの特徴が合致することから、導入を決定。雨天時や猛暑日には屋根として顧客の利便性を高めるとしている。
また、ユニディは自治体と災害時の物資提供などの協定や包括連携協定を締結し、地域に根ざした事業を展開している。今回のソーラーカーポートを導入もその一環で、災害時には臨時電源として活用する計画だ。今後は「ユニディ相模大野店」へソーラーカーポート導入を計画しており、将来的には災害時の地域開放も視野に入れている。
afterFITは、大規模な太陽光発電用地が少ない日本において、駐車場を有効活用するソーラーカーポートは、再エネ拡大に寄与するとの考え。同協業のように、社会課題の解決に取り組む企業を様々なグリーンソリューションで支援し、脱炭素経営のノウハウを提供することでカーボンニュートラルの実現を推進するとしている。
2024年3月21日 カテゴリー: 未分類