東急不動産ら6社、EVから電力供給実証開始 EMS構築へ

東急不動産(東京都渋谷区)とリエネ(同)、エクシオグループ(同)、オムロン ソーシアルソリューションズ(オムロンSS/同・港区)、東京センチュリー(同・千代田区)、ユー・シー・エル(UCL/同・渋谷区)の6社は3月18日、TENOHA東松山(埼玉県東松山市)にて「太陽光発電」「電気自動車」「V2X機器」を連動させたエネルギーマネジメントシステム(EMS)構築の実証実験を開始した。

 

今回開始された実証では、同施設に新たにオムロン製のV2X システム「マルチV2Xシステム(型番:KPEP-A)」と、EVを設置した。EVは、東京センチュリーの子会社の日本カーソリューションズがリース提供するニッサン リーフだ。

V2X システムと太陽光発電を連動し、EVへの急速充電および同施設への放電を行う。ピークカットによる電気料金の削減効果などを検証するとともに、停電時はEVからエネルギーを供給するなどの効率的なEMS構築を目指す。

6社は普及拡大が進むEVを活用したEMSを構築することにより、再生可能エネルギーの効率利用を促進し、脱炭素社会の実現に貢献していく。

今後も同施設において、各社の技術と知見を結集し、「電気代・電力量推移の分析」「エネルギーマネジメントシステムの効果検証」「事業採算性の評価」「事業発展に向けた最適な利活用方法の検討」「停電時もBCP対応が可能な災害に強いシステム構築」など、様々な実証実験を継続して行う。

 

2024年3月29日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

ページの先頭へ