東京都、「太陽光発電と都市の可能性」を伝えるWEBシンポジウム開催

東京都は2月15日、2025年度の新築住宅への太陽光パネル設置の義務化に向けて、「太陽光で東京都はどう変わる?」をテーマに、「太陽光発電と都市の可能性」を都民、関連業界者に伝えるWEBシンポジウムを3月15日に開催すると発表した。

シンポジウムでは、小池 百合子東京都知事が冒頭の挨拶で登壇。その他、東京大学未来ビジョンセンター教授の高村 ゆかり氏が、基調講演「太陽光発電への期待(仮)」を行う。高村氏は、国際環境条約に関する法的問題、気候変動とエネルギーに関する法政策などを主な研究テーマとしており、再生可能エネルギー買取制度調達価格等算定委員会委員長を務めるなど、政府の環境関連の審議会に多数参加している。

また、国際航業の樋口 悟氏による講演「再エネとIOTの親和性(仮)」、日本総合研究所の野々村 真輔氏による講演「都市開発時の再エネ有効活用(仮)」、積水化学工業の森田 健晴 氏による講演「次世代太陽電池活用の展望(仮)」が予定されている。

樋口氏は、国際航業で「太陽光・蓄電池の経済効果の見える化」の啓蒙・普及活動を展開している。野々村氏は、日本総合研究所で、まちづくりの観点で分散型エネルギーの可能性調査や住民主導による再エネ導入支援を担当している。森田氏は、積水化学工業が次世代型太陽電池のペロブスカイト太陽電池の事業化加速に向け、2023年10月に新設した「PVプロジェクト」で副ヘッドを務めている。

最後のパネルディスカッションでは、各講演の内容についての、登壇者による意見交換等を通じて、太陽光発電と都市の可能性について議論を行う。

 

2024年3月5日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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