住友電工、スリム自立型・V2H充放電器を開発 遠隔操作も可能

住友電気工業(大阪府大阪市)は2月22日、V2H充放電器 「sEMSA-V2H」を開発したと発表した。スリムな自立型モデルで、駐車場などの少ない空きスペースへの設置が可能。電力の変換損失が少なく、EVの充放電を無駄なく行えるほか、スマートフォンによる遠隔操作にも対応する。販売開始は2025年1月から。

同社が開発したV2H充放電器は、DC/AC変換器やEV充電ホルダが機器本体と一体となった仕様で、設置スペース(床面積)は業界最小クラスの約0.22m2。DC/AC変換器内蔵のAC連系タイプで、太陽光発電システムや蓄電システムをすでに持っている事業者はパワーコンディショナーなどの機器を追加することなく、V2Hが導入できる。

また、同機器は、EVの電力を家庭で利用する際の電力損失が少ないのが特徴で、太陽光発電の発電量が小さい日でも商用電力を使用せずにEVに充電でき、電気料金の節約につながる。

さらに、専用スマートフォンアプリとの連携により、外出先からの遠隔操作が可能だ。アプリからのプッシュ通知により、接続忘れによるEV利用時の充電不足なども防ぐ。

 

2024年2月29日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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