住友商事ら5社が使用済み太陽光パネルリユース・リサイクルで協業 実証開始

住友商事(東京都千代田区)、三井住友ファイナンス&リース(SMFL/同)、SMFLみらいパートナーズ(同)、アビヅ(愛知県名古屋市)、SMART(同)の5社は3月28日、使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクル事業の実現に向けた実証実験の覚書を締結したと発表した。

太陽光パネルのリユース・リサイクル事業確立に向けた実証実験を開始

プライチェーン構築のために必要となる使用済み太陽光パネルの確保、およびリユース・リサイクルされた太陽光パネルの販路確立について重点的に実証する。

各社の役割は、以下の通り。

  • 住友商事 : プロジェクトマネジメント、太陽光パネルの収集、リユースパネルの販路確立
  • SMFL2社 : 排出される太陽光パネルの提供
  • アビヅ : 太陽光パネルの運搬・保管およびリユース・リサイクルの実務
  • SMART : 太陽光パネルの回収に際しての解体・撤去工事

2050年カーボンニュートラル実現に向け、国内ではさまざまな再生可能エネルギーが導入される中、特に太陽光発電は日本の電源構成のうち2022年度には10.6パーセントを占めた。

一方で、使用済み太陽光パネルの処分が課題となる。太陽光パネルの寿命は一般的に20〜30年といわれ、203年代には大量の廃棄が見込まれるため、廃棄に関するサプライチェーンの構築が求められる。

 

2024年4月2日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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