早稲田大とNTT、地球環境やエネルギーなどの共同研究で新体制を構築

早稲田大学は6月5日、日本電信電話(NTT/東京都千代田区)と、「地球愛」の醸成と持続可能な社会の実現に向けて、地球環境やエネルギーなどの分野で新たな価値の創出を目指すビジョン共有型共同研究を開始したと発表した。

この取り組みでは、各専門分野の垣根を越えた両者横串を通した文理融合の体制の下、「守りのサステナビリティ」と「攻めのサステナビリティ」の2軸を起点に、4つの研究テーマを行う。

 

研究テーマは、以下の4つ。

  • 人・社会・地球を大切にする世界
  • 国際的紛争や戦争がない世界
  • 楽しさがあふれ心が豊かになるスポーツ、健康の世界
  • 食べる楽しさが地球の幸せにつながる世界

今回の共同研究では、早稲田大学やNTTグループに所属するさまざまな研究機関が参加し、取り組みを推進する。

早稲田大学とNTTはこれまでも、多数の共同研究を実施してきたが、研究室単位での共同研究を行うことが通例となっていた。一方で、脱炭素化などさまざまな要素が複雑に絡み合う課題に対しては、共通のビジョンを共有し、複数組織や研究者による横断的なアプローチが欠かせない。

こうした状況を踏まえ、さまざまなスキルや考え方を柔軟に持ち寄り検討できる場として、同体制を導入した。

なお、当メディアでは、カーボンニュートラル関連科目を副専攻として履修できるようにした早稲田大学の新たな取り組みを取材し、紹介している。

 

2024年6月17日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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