NEC、福島事業所の使用電力を100%再エネ化 オフサイトPPA活用
日本電気(NEC/東京都港区)は6月1日から、グループ会社のNECプラットフォームズ福島事業所に、オフサイト型コーポレートPPAを活用した再エネ電力の導入を開始する
GHG年間5500トン削減
再エネ電力は、アノードエナジー(同)が新設する太陽光発電設備(総電力量は約1200万kWh)を活用する。また、不足分は非化石証書で賄い、再エネ100%を実現する計画だ。
この取り組みにより、GHG排出量は年間5500トン(1200トンはNTTグループ向けの製品の製造によるもの)を削減できる見込みだ。
NECは2023年、日本電信電話(NTT/同・千代田区)と、サプライチェーンを含めた脱炭素に向けて協業することで合意した。今回の取り組みはこの一環として実施される。
なお、福島事業所は、グリーン電力を、NTT5G基地局装置の製造に活用する考えで、将来的には、次世代光通信基盤IOWN(アイオン)に対応した装置の製造を目指す。
2024年5月29日 カテゴリー: 未分類