Jパワー、約30MWの大規模太陽光発電所が稼働 北九州市の事業所敷地内に
電源開発(Jパワー/東京都中央区)は5月27日、北九州市響灘太陽光発電所(福岡県北九州市)の営業運転を開始したと発表した。同発電所は、Jパワー若松総合事業所内の敷地に建設された大規模太陽光発電所で、最大出力は29,999kWとなる。
Jパワーの国内太陽光発電事業、合計31,998kW
同発電所は、35万m2超ある若松総合事業所内の敷地を有効活用し、再生可能エネルギーの導入拡大を目指し建設されたもの。2023年7月に着工していた。
今回、同発電所が営業運転を開始したことで、同社の国内太陽光発電事業は、2024年11月に運転を開始した姫路市大塩太陽光発電所(1,999kW)と合わせ2地点となり、総出力は31,998kWに上る。

水力・風力・地熱・太陽光など多様な電源で再エネ拡大に取り組む
同社グループは、水力発電、風力発電(陸上・洋上)、地熱発電、太陽光発電など多様な電源により再生可能エネルギーの導入拡大に向けて取り組む。
北九州市響灘エリアでは、2025年度の運転開始を目指す洋上風力発電所「北九州響灘洋上ウインドファーム」の建設工事も進んでいる。総出力は計25基の風車で約22万kWと、完成時点では国内最大の洋上風力発電所で、同社は、同プロジェクトを進める「ひびきウインドエナジー」の構成企業の一社として参画している。
2025年6月4日 カテゴリー: 未分類