東電に第二原発の全基廃炉改めて申し入れ

内堀知事は7日、年始のあいさつに県庁を訪れた東京電力の数土すど文夫会長や広瀬直己社長と面談し、福島第二原発の廃炉を改めて求めた。広瀬社長ら東電側は明確には答えなかった。

面談は約15分間で、最初の約4分間のみ報道陣に公開された。内堀知事は、第二原発を含めた県内の原発に関し、「全ての廃炉は県民の強い思い。全基廃炉を」と申し入れた。

福島第一原発の確実な廃炉や、避難指示区域内の農林業者に対する2017年以降の損害賠償方針の早急な提示も求めたが、広瀬社長は「重要な課題。しっかりやっていきたい」と述べるにとどまった。非公開となった後も第二原発廃炉の回答はなかったという。面談後、報道陣の取材に応じた広瀬社長は、第二原発の廃炉について「国のエネルギー政策を含めて検討しなければならない」と話した。

 

2016年1月14日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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