丸紅、使用電力を実質CO2フリー化

丸紅、使用電力を実質CO2フリー化

丸紅は8日、国内の事業所で使用する電力について、2021年度から実質的に再生可能エネルギー100%の電気とする「二酸化炭素(CO2)フリー」にすると発表した。本社ビルのほか、支社や支店など11カ所の事業所が対象。

同社が移転を予定する東京・大手町の新本社ビル

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同社が移転を予定する東京・大手町の新本社ビル

丸紅は自社のほか、国内の連結子会社でも再生エネ電力への切り替えを順次進める。丸紅が21年に移転を予定する東京・大手町の新本社ビルでは、同社の子会社で電力小売事業を手掛ける丸紅新電力の再生エネ電力を購入する。丸紅がグループ全体で保有する水力発電所や太陽光発電所などの電力を調達する。

各事業所の電力については、再生エネを使用したとみなす「グリーン電力証書」などを取得し、再生エネ由来の電力を後押しする。

商社各社は再生エネ由来電力の導入を加速している。伊藤忠は20年1月、東京本社ビルに再生エネ由来の電力を導入した。三井物産も7月、本社ビルや国内の事業所の電力の実質CO2フリー化を発表した。

 

2020年9月19日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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