東京電力、横須賀基地に国内最大級の仮設発電機や蓄電池を設置 緊急時対応

東京電力ホールディング(東京電力HD/東京都千代田区)、東京電力エナジーパートナー(東京電力EP/同・中央区)、日本ファシリティ・ソリューション(JFS/同・品川区)の3社は11月20日、在日米海軍横須賀基地司令部(須賀基地)に「仮設電源サービス」が採用されたと発表した。

横須賀基地内の電力不足時に稼働する仮設発電機などを設置し、発電した電力を定額制で供給するもので、2025年5月から運用を開始する。

横須賀基地の緊急時に備え、国内最大級の仮設発電機などを設置

具体的には、国内最大級の出力となる仮設発電機(8800kVA)を設置する。また、仮設発電機の起動時に発生する変圧器の電流を抑制し、供給先の機器を保護するソフトスタートや負荷変動吸収等の機能を有するリチウムイオン蓄電池設備(872kWh)を設置し、災害などの緊急時に備える。

横須賀基地と東京電力EPの契約の下、東京電力HDが仮設発電機等の設備設計を行い、JFSは設備の設置に加え、その後の設備の維持・監視などを担う。横須賀基地は、新たな電気設備を保有することなく、必要に応じて仮設発電機や蓄電池、遮断器設備などを迅速に設置および撤去できることなどを評価し、同サービス導入に至ったとしている。

 

2024年11月27日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

ページの先頭へ