東京都、水素や再エネなど新エネルギーの技術開発費を助成 最大30億円
東京都は5月28日、水素や再エネなど、いわゆる「新エネルギー」推進に貢献する技術開発や実証を行う事業者の募集を開始した。エントリー締め切りは9月18日。申請書提出期限は10月2日まで。
経費の3分の2を助成、最大30億円を支給
対象事業者は、都内に本店または支店を置く大企業を中心とするグループ。事業期間中に都内中小企業を1社以上含むことが要件となる。
対象となる事業は、新エネルギーおよび新エネルギーの利活用・普及に資する製品・サービスに係る調査研究、技術開発、実証、実装化までの各段階の取り組みで、一部の段階でも応募が可能だ。
助成率は、対象となる経費の3分の2以内。支給額は1グループ当たり最大30億円(下限は10億円)。
助成対象となる事業の主な支援要件は、以下の通り。
- 東京の脱炭素化に資する取り組みであること
- 新エネルギー(水素、アンモニア、合成燃料、再エネ、そのほか、これまでにない新たなエネルギー)の利活用・普及に資する取り組みであること
都では、都内の脱炭素化を目的とした新エネルギーやその利活用・普及につながる製品・サービスの調査研究、技術開発、実証、実装化までの取り組みを支援する「新エネルギーの推進に係る技術開発支援事業」を2022年度から実施している。
【参考】
2024年6月3日 カテゴリー: 未分類