丸紅新電力とコシダカ、オフサイトPPA契約を締結 東京で発電し関西で使用

丸紅新電力(東京都千代田区)と「カラオケまねきねこ」を運営するこコシダカ(同・渋谷区)は7月22日、再生可能エネルギー導入に向けてオフサイトコーポレートPPA契約を締結した。東京電力エリアで発電された太陽光発電による電力を、関西電力エリアで営業するカラオケ店舗に供給する仕組みで、エリア間の電力価格差を活用したスキームを採用する。

カラオケ6店舗に再エネを20年間供給

本契約は、コシダカ専用の太陽光発電所からの電力を、丸紅新電力が東京電力管内で調達し、一般の送配電網および日本卸電力取引所(JEPX)を介して、関西電力管内の「カラオケまねきねこ」6拠点に供給するもの。

価格が高い東京で発電された再エネ電力を、比較的電力単価の安い関西エリアに届けることで発生するエリア間価格差をコシダカが享受することで、再エネをより安価に調達できる仕組み。

8月から供給を開始し、供給期間は20年間で、安定した再生可能エネルギーの調達を可能とする。

スキーム図(出所:丸紅新電力)

2030年に500万kWの再エネ供給を目指す丸紅新電気

丸紅新電力は、親会社である丸紅の中期経営戦略「GC2027」のもと、2030年に500万kWの再エネ供給を目指している。

一方、全国約700店舗を展開するコシダカは、レジャー事業を通じた豊かな余暇生活の提供と、サステナビリティ推進に力を入れており、今回の取り組みを持続可能な社会づくりの一環と位置づけている。

 

2025年8月1日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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