オムロン、太陽光とEV統合・V2Xシステム拡充 4月発売開始

オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)は2月5日、住宅に向け単機能V2Xシステムに太陽光発電とEV用ハイブリッドシステムを統合したマルチV2Xシステム「KPEP-A-2シリーズ」を4月に発売すると発表した。

新商品は、2023年5月にリリースした「KPEP-Aシリーズ」の機能を拡充したモデル。従来の単機能型V2Xシステムに加え、太陽光発電とV2Xを一つのシステムとして動作させるハイブリッドV2Xシステムへのステップアップも可能だ。

発電した再エネ電力を効率よくEVに充電

 

ハイブリッドV2Xシステムでは、太陽光で発電した直流電気をそのままEVに充電し、単機能システムで発生していた電力の変換ロスは発生しない。また、ユーザーは自家消費に加え、EV走行への活用量に応じたポイントが貯まり、Amazonポイントなど、日常の買い物などに利用できる。

取り付け方法も簡単で、太陽光発電システムを設置中の住宅はすぐに運用を始められる。太陽光発電システムのパワコン故障

に合わせて、V2X用PVユニットに置き換えるなど段階的な導入も可能だ。

重塩害環境や積雪など厳しい設置環境を想定し、IP66対応製品もラインナップ。海岸線500m以内の海岸部や積雪量の多い豪雪地域などにも対応する設置。

商品構成は以下の通り。

  • マルチV2Xパワーコンディショナ:「KPEP-A-2」(一般タイプ)、「KPEP-A-2S」(重塩害対応タイプ)
  • EVユニット:「KP-DDV-2」(一般タイプ、重塩害対応タイプ両用)
  • V2X用PVユニット:「KP-DDP66-3」(一般タイプ)、「KP-DDP66-3S」(重塩害対応タイプ)

 

2025年2月12日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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