東京都、賃貸住宅の省エネ化・再エネ導入に助成金 6月28日募集開始
東京都は6月28日から、都内の賃貸集合住宅を対象に、高断熱窓・ドア・断熱材の改修や省エネ診断と、太陽光発電と低圧一括受電を組み合わせた再エネ設備の導入を支援する助成事業の募集を開始する。太陽光導入では、最大90万円(既築)が助成される。
事業名は「賃貸住宅における省エネ化・再エネ導入促進事業」。申請期間は2025年3月31日まで。予算額は約2.5億円で、申請総額が予算に達した時点で受付終了となる。
省エネ改修・診断(既存住宅)では、賃貸住宅に対して、省エネ改修や省エネ性能の診断等に係る経費を助成する。省エネ改修後に省エネ性能の診断を実施し、その結果を不動産広告に掲載することなどが要件。たとえば、高断熱窓、高断熱ドア、壁・床などへの断熱材改修では、それぞれ1戸当たり、最大で30万円、27万円、60万円、省エネ性能の診断・表示に対して、最大で1件当たり120万円を助成する。
再エネ導入(新築・既存住宅)では、太陽光発電と低圧一括受電を組み合わせて各住戸へ再エネ電力を供給することを要件に、太陽光発電設備や低圧一括受電に関する附帯設備に係る経費を助成する。3.6kW以下の太陽光発電設備導入の場合、新築は最大54万円、既築は最大90万円を助成する。
なお、都は、事業開始にあたり、賃貸集合住宅の省エネ改修や省エネ診断実施を請け負う事業者を募集している。
2024年6月28日 カテゴリー: 未分類