東亜道路工業、EV走行中のEVにワイヤレス給電 東京理科大と共同実証

東亜道路工業(東京都港区)は1月6日、同社が開発を進める「非接触給電舗装の実用化」が、東京都の2024年度「東京ベイeSGプロジェクト」先行プロジェクト(最先端再エネ分野)に採択されたと発表した。今後は、東京理科大学と共同で、EV車両の走行中ワイヤレス給電の試験運用を行う。

世界初、薄層パネル型送電コイル採用の路面設置型DWPT

道路分野では、道路のライフサイクルや長寿命化、低炭素化に向けて、CO2排出量削減技術の開発・導入が進められている。

同社では、舗装内部に送電コイルを埋設する走行中ワイヤレス給電(DWPT)技術開発に取り組んでいる。
今回の共同実証では、世界初となる薄層パネル型送電コイルを用いた路面設置型DWPTにより、低コストかつ効率的なシステムの構築を目指す。

具体的には、東京都江東区にある「海の森水上競技場(陸上部)」の駐車場を実証フィールドとし、延長30メートルのDWPTシステムを設置して、受電コイルを取り付けたEV車両(ゴルフカート)を走行させる。

具体的には、DWPTの設置コスト縮減を目的に、薄いコイルであるエッジワイズコイルを補強板や樹脂で保護した薄層パネル型送電コイルを作成。

東京都江東区にある「海の森水上競技場(陸上部)」の駐車場を実証フィールドとし、延長30メートルのDWPTシステムを設置して、受電コイルを取り付けたEV車両(ゴルフカート)を走行させ、受給電の効果を行う。

実証の進捗状況については、東京ベイeSGプロジェクト特設サイトで公開される予定だ。

 

2025年1月13日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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