太陽光で充電 持ち運び防災キット開発 楢葉のアンフィニ

楢葉町に工場がある太陽光発電関連企業「アンフィニ」は、停電時でも太陽光発電で携帯電話やパソコンを充電できる持ち運び可能な防災キットを開発した。三月に販売を開始し、楢葉町発の防災製品として全国の自治体などへの導入を進める。

■携帯電話、パソコンに活用

昨年、千葉県を襲った台風15号など長期間の停電を引き起こす災害への備えとして、同社が開発した。製品の名称は「Relief(リリーフ)エナジー」で、同社が製造した二枚の太陽光発電パネルに日本製のバッテリーとインバーターを搭載した。

太陽光発電パネルにより約七十分間発電することで、一度に最大三十七台の携帯電話の充電が可能となる。ノートパソコンなら約三時間、LEDライトなら約二十五時間使用できる。発電中にも充電できる。

製品の全重量は一六・五キロで、折り畳んで専用のバッグに入れることで手軽に持ち運びができる。非常用電源のない避難所などで、長期間の停電時などの携帯電話の電池切れを防ぐ。

同社は現在、楢葉町の工場で防災キットを生産している。同社と包括協定を締結した自治体には防災キットを無償で提供する予定。

同社は楢葉町の工場で町関係者を招いた説明会を開き、松本幸英町長らに製品の特長や製造工程を紹介した。宮崎健治社長は「震災で被災した楢葉町で、防災のための製品を製造することに大きな意味がある。安心、安全を重視した本格的なポータブル発電機を全国の自治体に普及させたい」と語った。

 

2020年2月28日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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