千葉大、環境マネジメントのエキスパート育成 授業カリキュラムに取り入れ

千葉大学は1月20日、西千葉キャンパスにおいて2024年度「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」の資格認定証授与式を昨年末に実施したと発表した。大学の環境マネジメントシステムの運用に貢献した「環境ISO学生委員会」の3年生45人が新たに資格を取得した。

千葉大独自の環境マネジメントシステムを実践

千葉大では、環境・エネルギーマネジメントシステム(EMS)の構築と運用を、学生の実務教育の機会と捉え、学生主体による「環境マネジメントシステム実習」を授業に取り入れている。

1年次はEMSの理解や仕事の進め方、内部監査などのノウハウの習得とともに、環境ISO学生委員会の環境活動に参加。2年次はリーダーとなり、10~30人程度の班員を牽引して、さまざまな活動・業務を行うほか、EMSの根幹に関わる「基礎研修講師」「内部監査員」「外部審査の議事録作成」などの実務を担当する。3年次には、2年間の経験を基に、自治体や企業のEMS関連部署などで5日間のインターン科目(希望者のみ)を行い、インターン科目とは別に3年次まで学生委員として大学のEMSに貢献した学生には、「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」という学内資格が与えられる。

今回新たに45人が取得したことで、同資格取得者は累計774人となった。

同大学は今後も、同認定取得者の拡大を図るとともに、企業と連携したプロジェクト活動を継続し、SDGs達成につなげていく。

 

2025年1月29日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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