北九州市、太陽光パネルを再資源化 地場企業2社と連携開始
北九州市は12月6日、太陽光パネルのリユース・リサイクルを官民一体で進め、太陽光発電の導入拡大と大量廃棄の課題を同時に解決する全国初の「太陽光発電の北九州トライアングルモデル」を構築したと発表した。高いリユース・リサイクル技術を持つ地場企業と協業し、同市において実績の少ないリユースパネルの導入拡大を図る。
浜田、新菱の2社と連携協定を締結
北九州市は11月25日、浜田(大阪府高槻市)および新菱(福岡県北九州市)と、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーを目的とした連携協定を締結した。
浜田はリユース・リサイクルビジネスのリーディングカンパニーとして、リユースパネルによるPPA事業を手がけている。新菱は、エコタウンを代表するリサイクル企業で、リサイクル率 99%以上という高度な太陽光パネルリサイクルを実施する。
今後は、この3者がトライアングルとなり、リユース太陽光パネルによるPPA事業を通じた再エネの導入拡大や太陽光パネルのリユースと高度なリサイクルによる資源循環を推進する。また、北九州トライアングルモデルを通じて得られたノウハウを活用し、関連産業・分野の発展を目指す。
2024年12月10日 カテゴリー: 未分類