ベルシステム24がLED菜園や太陽光などを導入 その狙いとは?
ベルシステム24ホールディングス(東京都港区)は6月24日、同社が進めている地球環境の保護や人と働き方の多様性に関して、新たな取り組みを開始すると発表した。太陽光発電設備やフードロス削減自動販売機などを活用する。
兵庫県の自社施設を「サステナブル・センター」とし取り組みを強化
同社は、自社コンタクトセンターである兵庫県三田市の「神戸ソリューションセンター」を、持続可能な社会の実現に貢献する「サステナブル・センター」と位置付け、さまざまなSDGs施策を進めている。
2025年5月には、センター内の執務スペースにLED菜園(人工光型水耕栽培)を開設した。設置により、室内のCO2を吸収し職場環境の改善に生かす。育てた野菜は定期的に社内販売し、社員の健康増進にも役立てるという。

また、同社は、2040年までに全社でカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げ、自社拠点での再エネ導入を推進している。2025年2月には、センターの駐車場・駐輪場に太陽光発電設備を導入。発電した電力は、施設の使用電力としてLED菜園にも供給されている。このほか、食品ロス削減の施策として、フードロス削減自動販売機や、CO2を吸収する「CO2を食べる自販機」を導入するなど、地球環境の保護にも重点を置く。

2025年6月28日 カテゴリー: 未分類