セブン&アイ、電力小売事業に参入 新会社設立

セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区) は8月14日、再エネ調達拡大を目的に、電力小売の新会社「セブン&アイ・エナジーマネジメント(同)」を設立したと発表した。

セブン各店舗やグループ会社に再エネ供給

セブン&アイグループはこれまでも、再エネの取り組みとして、9000店舗以上に設置している太陽光パネルによる発電や遠隔地の太陽光発電所から再エネ供給を受けるオフサイトPPAなどの取り組みを進めてきた。

今後は、新会社を通じて、再エネを調達し、セブン-イレブンおよびイトーヨーカドー各店舗のほか、グループ事業会社に供給する。2024年度は店舗運営における電力使用量の約10%にあたる再エネを確保しているが、これをさらに拡大し、2030年度には、グループ全体の国内での再エネ比率を約40%に引き上げることを目指す。

同社グループは、2030年度までにグループ全体の店舗運営に伴うCO2排出量を2013年度比で50%削減、2050年度には実質ゼロ達成という目標を掲げ、再エネ導入拡大を図っている。

2021年には、国内初オフサイトPPAを含むグリーン電力を一部店舗に導入し、店舗運営における100%再エネ化を実現。また、2023年には、セブン‐イレブンの新たな環境負荷低減店舗の実証実験を開始し、「セブン‐イレブン三郷彦成2丁目店」において、購入電力量が2013年度と比較して約60%削減、CO2排出量約70%の削減を達成している。

 

2024年8月29日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

ページの先頭へ