電気代値上げ 価格と需要から見るガスと電力、自由化など3つの要素が電気料金に与えた影響

電気料金に影響を与えたマイルストーン①、石油危機

電気は誰もが利用するインフラであり、料金設定は国民全体に少なからず影響を与えます。その単価は一律ではなく、時代とともに刻々と変化してきましたが、これまでどのように推移してきたのかを見てみたいと思います。特に、これまでの歴史の中で、電気料金に劇的変化を与えたマイルストーン「第1・2次石油危機」と「原子力発電所の停止」、そして「自由化」について見ていきます。

まず、電気の原料価格に大きな影響を与えた「第1・2次石油危機」について見ていきたいと思います。第1次石油危機は1972年に始まりましたが、それまで電気料金は比較的安定して推移しておりました。終戦から10年が経過した1955年から第1次石油危機が始まる1972年までの間、電気料金の平均は概ね11~13円/kWhを行ったり来たりしておりました。

このように、安定した電気料金を設定できていた電力会社でしたが、第一次石油危機により原料費が高騰、電気料金の値上げを余儀なくされます。具体的には、石油危機の始まった1972年から1977年の5年間で、電気料金の平均単価は約12円/kWhから約20円/kWhと、1.7倍近くまで急増しました(図1)。電力は原油などによって生成される二次エネルギーのため、原油価格の高騰は料金に直接的に跳ね返ってきました。

火力発電所の稼働率上昇に伴う火力燃料費の増大などにより、電気料金の平均単価(全国)は、震災前の2010年度と直近値の2014年度を比較すると、家庭用で約25%、産業用で約40%、金額にして家庭用・産業用いずれも約5円/kWh上昇しました。

例えば、東京電力における標準世帯(従量電灯B、契約電流30A、月間使用電力量290kWh)の電気料金は、東日本大震災前の2010年度は月額6,309円でしたが、2014年度は月額8,452円と、約34%上昇しました。

 

2017年3月30日 カテゴリー: 未分類

 


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