長寿命の蓄電池次々 村田製作所、郡山の工場公開

 村田製作所は28日、子会社の東北村田製作所郡山事業所で、リチウムイオン蓄電池システムの製造現場を報道関係者に公開した。工場は1991年、リチウムイオン2次電池の量産化に世界で初めて成功した。
 郡山市にある事業所では、家庭用や産業用の蓄電池などを製造。「セル」の製造工程や、安全性確認のため電池にくぎを刺す「くぎ刺し試験」が公開された。
 村田製作所は今年6月に家庭用蓄電池システムの販売を開始した。安全性の高さや約15年の長寿命が特長で、容量は2.3キロワット時。冷蔵庫約24時間、照明約12時間、テレビ約8時間、スマートフォンフル充電4台分、扇風機約6時間の同時使用が可能だという。代理店を通して販売し、価格は施工費込みで約100万円。
 家庭用蓄電池システムは地震や台風といった災害時の停電に備えたバックアップシステムとして注目されている。住宅用太陽光の固定価格買い取り制度(FIT)で、期限を迎える「卒FIT」に伴う自家消費ニーズにも対応する。
 同社の中島規巨専務執行役員モジュール事業本部長は「村田の蓄電システムは安全性に重きを置く。省エネを通じてエネルギー分野で社会貢献したい」と話した。

 

2019年8月29日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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