蓮舫民進、見えぬ活路 「原発ゼロへ法案」連合はけん制 [有料会員限定]

 民進党は12日、都内で定期党大会を開いた。年内の衆院解散・総選挙を警戒し、候補者擁立など準備を急ぐ方針を確認。蓮舫代表は「原発ゼロ」を主要な争点とする考えを示したが、脱原発は目標時期を巡って同党を支持する連合の反発で先が見えない状態だ。支持率低迷が続くなか、7月の都議選も迫る。党勢回復への活路はなおみえない。

民進党大会で気勢を上げる蓮舫代表(中央)ら執行部(12日午後、東京都港区)
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民進党大会で気勢を上げる蓮舫代表(中央)ら執行部(12日午後、東京都港区)
 民進党は2016年3月に旧民主党と旧維新の党が合流して発足。昨年9月に臨時党大会を開き代表選を実施したが、定期党大会の開催は初めてだ。活動方針では今年を「政治決戦の年」と位置づけ、共産党などとの野党連携を強化する方針などを承認した。

 蓮舫氏はあいさつで次期衆院選について「わが党にとってまさに正念場だ。極めて強い危機感を持って臨みたい」と強調。看板政策として「原発ゼロ社会の構築」と「教育の無償化」をかかげた。

 「原発稼働ゼロ」をめぐっては、旧民主党政権時代に「2030年代」の目標時期を決定。蓮舫氏は「原発依存からの脱却が前倒しで可能となるよう原発ゼロ基本法案を作成する」と力説した。しかし、目標を「30年」に前倒しする蓮舫氏の当初方針は、連合や党内の原発推進派から猛反発を受け断念した経緯がある。

 来賓としてあいさつした連合の神津里季生会長は「福島第1原発事故は民主党政権当時に発生した。その上に立って、大変な苦労の末まとめ上げた政策を堅持して今日に至っている」と指摘。「野党となった今日でも責任ある対応を引き継ぐことが国民の期待につながる」と目標の前倒しにクギを刺した。蓮舫氏も大会後の記者会見で「率直に受け止めた」と述べるしかなかった。

 民進党が連合との関係に悩むなか、自民党は長時間労働の是正といった働き方改革を通じて連合との距離をつめようとしている。

 神津氏はあいさつで「私たちにとっては民進党しかないですから」と語ったが、同党との関係をめぐり連合内は一枚岩でない。代表就任から半年を迎える蓮舫氏について、連合内には「原発ゼロで本人から説明がない。発信力を期待されて代表になったのに発信が少ない」(幹部)との厳しい見方もある。

 蓮舫氏のお膝元の東京では7月の都議選が悩みの種だ。小池百合子都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が支持を広げる一方、民進党候補者の離党表明が相次いでいる。都議選で同党系の議席は「片手ほどに激減する」(党関係者)との予想もあり、結果次第では蓮舫氏の代表としての責任を問う声が高まる展開も予想される。

 

2017年3月13日 カテゴリー: 未分類

 


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