自然エネルギー100%の未来は実現できる!?「長期シナリオ2017」をめぐる議論

地球温暖化を抑えるため、日本のエネルギーを全て、再生可能な自然エネルギーでまかなう未来へのシナリオをまとめた、WWFの「100%自然エネルギーシナリオ」。その提案の実現可能性について今、さまざまな視点から議論がなされ始めています。2017年4月12日には、国際環境経済研究所が、最新のシナリオの内容について疑問点を提示する論考を発表。WWFジャパンもこれに対する回答を明らかにしました。決して簡単ではない、新しいエネルギー社会の実現に向け、WWFはこうした議論の活性化を期待しています。

再生可能エネルギー100%に向けたシナリオをめぐる議論

地球温暖化の緩和をめざすWWFジャパンは、現在、株式会社システム技術研究所への委託研究を通じ、2050年に、日本のエネルギーがすべて、再生可能な自然エネルギーによって供給される未来に向けたWWF「100%自然エネルギーシナリオ」の研究と発表に取り組んでいます。

2017年2月には、その最新の報告書「脱炭素社会に向けた長期シナリオ2017~パリ協定時代の2050年日本社会像~(WWF長期シナリオ)」を発表。

▶脱炭素社会に向けた長期シナリオ(2017年2月発表)

すでに発表している、WWFの「100%自然エネルギーシナリオ」と、日本政府が掲げる2050年に80%削減を達成することを前提としたシナリオ「ブリッジシナリオ」の二つを検討した結果をまとめ、再生可能エネルギーの導入が、日本に96兆円から84兆円の利益をもたらす可能性を明らかにしました。

この内容に対し、NPO法人国際環境経済研究所が、2017年4月12日、「再生可能エネルギー100%は可能か、~WWFジャパン「脱炭素社会に向けた長期シナリオ」の問題点~(執筆:塩津源氏)」と題する論考を発表。

▶再生可能エネルギー100%は可能か ~WWFジャパン「脱炭素社会に向けた長期シナリオ」の問題点~

WWFの長期シナリオに対して、「残念なことにこの報告書は初歩的な分析の誤りを含み、非現実的で過大な想定にも依拠しており、これらが結論に対し看過できないほどの重大な影響を与えている」とする論考を発表し、以下の主に8つの疑問を呈しました。

WWFジャパンは、国際環境経済研究所が「WWF長期シナリオ」を取り上げて、詳細に検討し、分析を行なわれたことに感謝と敬意を表すと共に、ご指摘いただいた点の多くが、科学的な問題というよりも、根本的な考え方の相違からくるものであると思われる点を指摘。

個別の疑問に対し、その回答と根拠を明示しました。

2050年という長期に向けた社会像を、こうした国民的議論で考えたうえで、今の政策を決めていくことへの指針とすることこそ、WWFジャパンが強く願う処でもあります。

 

2017年6月6日 カテゴリー: 未分類

 


 

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