自動車部材 飛躍の好機「エコカーを支える」20インフラ整備急げ(既報)

水素社会に向け第一歩
インフラとクルマは”両輪”

タマゴが先か、ニワトリが先か-。新たな製品が誕生した際、それを活用するためのインフラ整備の問題で、この言葉が必ず持ち出される。普及が始まった電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の電動車両用充電器と、燃料電池車(FCV)用の水素ステーションの構築も、この問題に直面している。しかし、タマゴとニワトリは、まさにクルマの両輪。どちらも欠かすことのできない存在だ。

*普及へ動き活発
電動車両の普及に向け充電インフラ構築の動きが本格化している。トヨタ自動車と日産自動車、ホンダ、三菱自動車の4社は5月、共同出資で日本充電サービスを設立。充電器設置や維持にかかる費用を支払う仕組みを確立した。販売台数に占める電動車両の割合として政府が2030年目標を20〜30%と定めるなか、自動車メーカーが車両開発とインフラ整備を進めている。
また、企業独自の仕掛けも目立つ。日産は8月、EVの普及促進に賛同する企業と協力し、「電気自動車通勤奨励プロジェクト(ワークプレースチャージング)」を開始。従業員が通勤用にEVを使用できるよう、各社の事業所内に充電器を設置するなどの支援策を展開する。普通充電器でトップシェアのパナソニックは観光地向けの提案を強化中。神奈川県箱根町に同地域を舞台にした人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン」とコラボレーションし、人気キャラクターをモチーフにした専用充電器を設置している。
EV・PHV用充電器は、普通充電器と急速充電器の2タイプがある。「それ自体では差別化が難しい製品」(充電器メーカー)とするが、付加価値の高い充電器も登場している。

 

 

2014年8月14日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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