福島原発、廃炉ようやく手掛かり 東電22日も調査継続 [有料会員限定]

 東京電力福島第1原子力発電所の3号機の調査で、溶け落ちた核燃料の痕跡を捉えた。溶融燃料の落下を画像で裏づけ、推定にとどまっていた事故後の様子を解明する手がかりを得た。ただ、撮影できたのはごく一部にとどまる。残りの溶融燃料の広がりや量は依然分かっていない。22日には、水がたまった格納容器のより深い場所を調べるが、実態にどこまで迫れるか見通せない。

 40年はかかる福島原発の廃炉作業は数々の難題に直面している。なかでも事故から6年がたっても原子炉内部の状態が分からず、溶融燃料の取り出し方法が定まっていないのが大きな問題だ。

 政府・東電は、今夏中に1~3号機の取り出し方針を決める。格納容器内の一部だけを水で浸し、放射線を遮りながら溶融燃料を取り除く工法が軸となる。

 東電の木元崇宏・原子力立地本部長代理は21日、「(これまでの1~3号機の調査で)はっきりと溶融物が撮れたのは初めてだ」と話した。

 3号機内の様子がようやく見えてきたとの認識を示すが、全容解明にははるか遠い状態。2021年中にいずれかの号機で溶融燃料の回収を始めるとする工程は、前途多難だ。

 溶融燃料がどうなっているのかは依然分かっていない。

 これまでの推定では、3号機の原子炉内にあった核燃料は大部分が格納容器の底に落下したとされる。3号機の溶融燃料の量は推定約360トンで、事故を起こした1~3号機の中で最も多い。

 ただ取り出しを始める場所など具体的な工法を詰めるには、溶融燃料についての詳しい情報が不足している。

 東電は22日、格納容器に6.4メートルほどたまっている水の深い部分に調査ロボット「ミニマンボウ」を進める。

 溶融燃料の実態が分からないのは1、2号機も同じだ。東電は今年初めから相次いで調査ロボットを投入したが、いずれも溶融燃料と断定できるだけの情報は得られていない。

 

2017年7月22日 カテゴリー: 未分類

 


 

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