産総研の被災地企業シーズ支援、太陽光分野は融雪型など7件

 産業技術総合研究所は4月3日、福島再生可能エネルギー研究所(FREA)が公募した「被災地企業のシーズ支援プログラム」実施課題を決定したと発表した。審査委員会での審査の結果、申請のあった26件全てが選定された。そのうち、太陽光発電分野は7件。

 FREAは、再エネの技術開発から実証までを行う施設として、2014年4月1日に福島県郡山市に開所した。同研究所の目的のひとつに、産業集積と復興への貢献を掲げる。

 被災地企業のシーズ支援プログラムは、被災地3県(福島・宮城・岩手県)に所在する企業が開発した再エネに関連した技術やノウハウ(シーズ)に対する技術支援を行う。産総研がFREAなどを活用して実施する5年間の事業で、今年が5年目となる。

 採択テーマ26件の内訳は、太陽光発電分野は7件、風力発電分野は2件、地熱地中熱分野は7件、省エネルギー分野は7件、再エネ管理は3件。今後、2017年度末までの計画で共同研究(評価、課題解決)を実施する。

 太陽光発電分野の採択テーマは以下となる。
・AGCエレクトロニクス「結晶シリコン型太陽電池電極ペースト用ガラスフリットの改善」(郡山市)
・クレハ「ペロブスカイト組成物の性能・耐久性評価」(いわき市)、
・クニミネ工業「粘土ガスバリア膜を用いた太陽電池バックシートの信頼性評価」(いわき市)
・山王「無電解Agめっきアクリル樹脂粒子を分散材とした導電性フィルムを用いて作製した薄型太陽電池セルでの信頼性評価」(郡山市)
・環境システムヤマノ「単結晶Siを用いた融雪型太陽光パネルにおける高性能低コスト化技術の開発」(須賀川市)、
・日本化成「高効率太陽電池セル及び高電圧対応の封止材用架橋助剤開発」(いわき市)
・アサカ理研「分子結合チタニアシリカを適用した太陽電池モジュールの屋外発電量および信頼性評価」(郡山市)

 

2017年5月2日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

ページの先頭へ