生活再建・復興、なお見えず 2016/4/22「有料会員限定」

 14日夜に発生した最初の地震から1週間が過ぎた。同じ場所で震度7が2回起きる前例のない災害が住宅などに与えたダメージは大きい。震度5クラス以上の余震も続き、被災者の生活再建や復興に向けた道筋は見えないままだ。

 一連の地震で損壊した建物は、熊本県を中心に九州の5県で1万棟を超えた。震度7を観測した益城町では住宅の1割強が全壊したとみられる。揺れが大きかった地域ほど調査は進んでおらず、被害戸数は増える可能性が高い。

 住宅が損壊し、避難所に駆け込む人は14日夜に発生した地震で約4万4千人に上った。「大きな余震はないだろう」と思い、同日午後には1万人を割り込んだが、16日夜に「本震」に襲われたこともあり、熊本県を中心に600以上の避難所に約9万人が身を寄せる。

 熊本県と熊本市は自宅が全半壊した人を対象に県営住宅、市営住宅の空き部屋を無償で提供する方針だが、大量の避難者の受け入れはメドは立っていない。

 ライフラインでは電気が早い段階で復旧したものの、熊本市の中心部を含めて断水。飲用やトイレ用など生活用水が大幅に不足した。都市ガスもガス管などの開栓作業に時間がかかっている。市内中心部のホテルなどは営業を再開できないでいる。

 鉄道は断続的に運休していたJR鹿児島線が18日午後に荒尾―熊本間が運転を再開し、福岡方面との行き来ができるようになった。しかし直後に熊本駅舎の被害が判明し、約4時間ストップするなど混乱した。

 同線熊本―八代間も21日午後に運転再開にこぎ着け、福岡と鹿児島を結ぶ幹線は1週間ぶりに全線復旧した。当面は本数を減らして運行する。

 九州新幹線は大雨の影響もあり復旧作業が進まず、博多―新水俣間は復旧のめどが立っていない。空路は閉鎖していた熊本空港で19日に到着便の運航を再開。続いて出発便も再開したが、ターミナルビルの機能が完全ではなく、運航は一部にとどまる。

 

2016年4月23日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

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