熊本地震 迅速に観測できず

●停電で機能せず

 しかし、熊本地震における震災の帯とも言える熊本県益城町、西原村で震度7が判明したのは、本震から4日後の4月20日。震度計を設置した県危機管理防災課によると、データは有線回線で県庁に集まる仕組みだったが、地震による停電で機能しなかったという。

 兆候はあった。気象庁は14日の前震で震度7を観測した益城町の震度計を点検するため、機動調査班(JMA−MOT)を翌日、現地に派遣したが、到着までの約14時間、同町のデータの入電状況に不具合が生じていた。同じ日に現地調査のため同町に入った秦吉弥・大阪大助教(地震工学)はこの状況を不安視し、自ら町役場の敷地内に地震計を設置。翌日の本震の揺れを観測した。しかし、調査班は不具合の原因を追究せず「既に復旧しており問題なし」と判断していた。

 

2016年8月10日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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