津市で小型風力と太陽光の「ハイブリッド再エネ」が売電開始

名古屋産業大学大学院教授の清水幸丸氏の開発した最大出力4.5kWの小型風車が、今年5月、中部電力の電力系統と接続し、順調に売電を続けている。設置した場所は、三重県津市の田園地帯で、同一敷地内には、出力2.7kWの太陽光発電システムも併設して系統連系しており、こちらも売電している。

清水教授は、日本風力エネルギー協会顧問で、元三重大学の教授として国内の風力発電技術の研究をリードしてきた。津市でのフィールド実証を通じて、「小型風車と太陽光パネルを併設するハイブリッド型の再生可能エネルギー事業を確立したい」としている。

開発した小型風力発電システムは3枚翼の水平軸風車で、ブレード(羽根)の回転直径は3.54m。風速10m/sを超える冬場には3kW以上、3~5m/sの弱い風の時期でも100~400Wを発電する。強風で回転数が毎分350~400に達すると、電気的にブレーキがかかると同時に、逆ピッチ制御でブレードが失速し、機械的にも止まる。弱い風でも発電でき、安全性が高いことが特徴という。

中部電力との系統連系は、個別の接続協議によって、性能や安全性が認められたために実現した。このクラスの小型風車が連系して売電するケースは珍しい。ただ、固定価格買取制度(FIT)を適用されるには、日本海事協会からNK認証を取得する必要がある。同認証の審査基準は、量産型の風車を対象にしており、独自開発した風車は認証が取れない。このため、FITが適用されず、現在の売電単価は6.2円/kWhとなっている。一方、併設している太陽光は、FITを利用して29円/kWhで売電できている。

清水教授は、「全国の農村地帯には、60m2程度の耕作放棄地が多く点在する。この程度の用地に、5~10kWの小型風車と10kW程度の太陽光発電を併設し、20円台の買取価格で売電できれば、10年で元が取れる。こうした売電モデルを提案していきたい」という。

 

2017年8月22日 カテゴリー: 未分類

 


 

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