新ひだか町に21MWの蓄電池併設メガソーラー稼働

スマートソーラー(東京都中央区)は5月25日、北海道新ひだか町に太陽光パネル設置容量21MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「新ひだかソーラーパーク」を建設したと発表した。連系出力は17MWで、容量9MWhの蓄電池を併設して、太陽光の出力変動を緩和する。

スマートソーラーが開発を手掛け、事業主はSPC(特別目的会社)の合同会社SSひだかの森となる。プロジェクトファイナンスを組成して同SPCが融資を受けた。既に今年3月から運転開始していた。

旧ゴルフ場跡地を利用した。大規模な造成を減らし、元々の起伏に対応して土地なりに太陽光パネルを設置した。三次元架台「スマートアレイ2X」を開発し、多結晶シリコン型パネルを7万9536枚、取り付けた。年間発電量は2260万kWhを見込み、これは一般家庭6500世帯分の消費量に相当し、1万2500tのCO2排出抑制効果が見込める。

容量9MWh(1286.7kWh×7ユニット)のリチウムイオン蓄電池を併設し、太陽光の急峻な出力変動を緩和する。北海道電力は、接続申し込みが40万kWを超えた分の大型太陽光発電設備については、連系の条件として、蓄電池を併設して、急峻な出力変動を緩和することを求めている。具体的には、メガソーラー出力の変動幅を、蓄電池の充放電制御と連携した合成出力で、1分間にパワーコンディショナー(PCS)定格出力の1%以内に収めるという指標を示している。

新ひだかソーラーパーク
(出所:スマートソーラー)
新ひだかソーラーパーク
(出所:スマートソーラー)
リチウムイオン蓄電池
(出所:スマートソーラー)

 また、今回の案件は、北電管内で30日等出力制御枠(接続可能量)を超えた後の接続申し込みとなったことから、無制限・無補償の出力抑制が連系条件となった。こうした事業性を損ねる条件をクリアしてプロジェクトファイナンスを組成し、竣工まで至った。

太陽光パネルは中国トリナ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)はスイスABB製、蓄電池は韓国サムスンSDI製を採用した。EPC(設計・調達・施工)は関電工、O&M(運営・保守)はスマートソーラーが担当する。

スマートソーラーは、メガソーラーの開発からEPC、O&Mまでを行う垂直統合型デベロッパーとして、全国30カ所・合計201MW超のメガソーラーを手掛ける。内訳は、今回の新ひだかを含む19カ所(58MW)が完成済み、7カ所(93MW)が建設中、4カ所が開発準備中。また、自社発電所は6カ所、出資発電所は10カ所になる。

北海道では、蓄電池併設型メガソーラーの稼働や着工が相次いでいる。最大規模の案件は八雲町の102MWで、安平町の64MWがこれに続く。これらは東芝グループの設計・施工で、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製の制御システムにより、「変動率毎分1%」に対応した運用に取り組む(関連記事) 。

 

2018年6月3日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

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