宮城県仙台市と東北大学、太陽光発電+蓄電池の効率運用技術開発へ

宮城県仙台市は、指定避難所などに設置した太陽光発電システムの、防災性・環境性のさらなる向上を図るため、次世代型の防災対応エネルギーマネジメントにより、蓄電池の充放電を制御して余剰電力を有効に活用する取り組みに着手する。

東北大学と連携、蓄電池制御の新技術を活用

今回の取り組みでは、このシステムの運用面で課題となっていた、余剰電力の活用や電力使用量のピークシフトによる節電を図りながら、蓄電池の長寿命化にもつなげるシステムの構築を目指す。

システムは、東北大学金属材料研究所の河野龍興特任教授の指導のもと、新たな蓄電池制御技術を活用するもので、2017年度は試験的に蓄電池制御装置を5カ所へ導入し、その後は効果検証を踏まえて拡充を検討する。

今回の実証検証は、4つのステップで構成される。

まず、「データ解析」で、施設の受電電力や太陽光発電電力などの各種データから、施設ごとの需要予測や太陽光発電電力の余剰電力を解析する。

次の「充放電パターン生成」では、データ解析結果を利用し、蓄電池の充放電制御モデルを構築してシミュレーションを行い、気象情報、警報情報等に対応可能な防災対応型の最適充放電パターンを生成する。

続く「充放電パターン設定」では、生成した充放電パターンを各施設の制御装置に設定する。複数の施設を一括して遠隔監視することで、適切な維持管理を図る。最後に、設定した充放電パターンで運用した場合の効果をシミュレーションにより検証する。

東日本大震災の経験から防災対応型太陽光発電システムを導入

同市では、2015年度末までに、市内のすべての小中学校を含む指定避難所など194カ所に防災対応型太陽光発電システムを導入し運用している。これは、東日本大震災の経験を踏まえ、災害時における自立的な電源を確保するとともに、平常時の環境負荷低減を目的としたものだ。

このシステムでは太陽光発電(10kW)と蓄電池(15kWh)の組み合わせにより、長期間の停電が発生しても、天候や昼夜を問わず、防災無線やテレビなどの情報通信機器、照明、コンセントなどが使用できる。また、蓄電池の使用量などのデータを収集する装置も設置されている。

 

2017年12月1日 カテゴリー: 未分類

 


 

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