太陽光出力制御 今後も継続へ、九電社長「短期的な状況改善難しい」

九州電力の池辺和弘社長は16日、管内の太陽光発電を一時停止する「出力制御」について「短期的に状況が改善するとは思えない」と述べ、今後も続ける考えを改めて示した。電気事業連合会(東京・千代田)で記者会見した。九電は電力の需給バランスが崩れて大規模停電が起きるのを防ぐため、これまで8回にわたって出力制御を実施した。

電気事業連合会(東京・千代田)で会見する九州電力の池辺和弘社長

電気事業連合会(東京・千代田)で会見する九州電力の池辺和弘社長

池辺社長は「出力制御することで、もっとたくさん(の再生可能エネルギーを)受け入れることができる」と説明。九電の送電網につなぐ太陽光発電の出力は計約800万キロワットに上るが、出力制御しない場合は需給バランスを維持するために500万キロワット程度しかつなげないという。

今後も冷暖房の利用が減る春秋、オフィスや工場の電力需要が減る年末年始やゴールデンウイークに出力制御する可能性が高い。池辺社長は「抜本的(解決)には蓄電池だと思う。コストで十分成り立つようにならないと難しい」とした。

東京ガスなどと千葉県袖ケ浦市で新設を計画している火力発電所については、「石炭を前提とする方向で進んでいる。火力を作ろうと思えば石炭か液化天然ガス(LNG)になる。両方の経済性を検討している」と話した。

 

2018年11月19日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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