北海道地震で助かった「太陽光発電の自立運転機能」 JPEAの調査結果まとめ

太陽光発電協会(JPEA)は、北海道胆振東部地震によって発生した大規模停電に際し、太陽光発電の自立運転機能が活用された実態を把握するため、太陽光発電設備を設置しているユーザーに対して、9月25日(火)~28日(金)の間「太陽光発電の自立運転機能」の活用についてアンケート調査を実施した。

このアンケートは同協会会員を通じて行われたもの。調査の結果、住宅用太陽光発電システムを設置している人は蓄電池を併設していないケースでも、今般の地震において約85%が自立運転機能を利用、停電時に有効に活用できたとの声が多数あったことがわかった。

冷蔵庫も炊飯器も使えた 蓄電池もあれば約2日間問題ナシ

自立運転機能を利用したというユーザーからは「冷蔵庫の中の食材を腐らせずに済んだ」「炊飯器でご飯を炊くことができた」「携帯電話を充電できた。また、近所の方も充電することができた」「ポータブルTVで震災情報をいち早く入手することができた」などの声が寄せられた。

とくに蓄電機能を併設しているユーザーからは、「約2日間問題なく生活できた。近所が真っ暗な中、自宅のみが電気がついていた」など、普段と同じ生活ができたとの声が寄せられた。

自立運転機能、認知度と使い方に課題

アンケート結果は下記の通り。

1.蓄電機能を併設しない住宅用システム(太陽光発電システムのみ)へのヒアリング

2.蓄電池・EVなどの蓄電機能を併設したシステムの件数調査(これらのほとんどは、自立運転機能を利用したと思われる)

  1. 住宅用太陽光発電システムの件数:1,134件
  2. 住宅以外の太陽光発電システムの件数:9件

3.住宅用太陽光発電システムで自立運用を活用しなかった理由

  1. 自立運転機能があることを知らなかった:13件
  2. 運転方法が判らなかった:33件
  3. その他:18件

この調査により、「自立運転機能を知らなかった」「使い方が判らなかった」という意見があったことがわかり、同協会はホームページに、自立運転機能の使用方法が掲載された太陽光発電システムメーカーのWEBサイトを掲載した。

また、この自立運転機能の存在を周知するため、停電時などに備え、平常時にあらかじめ同機能の操作方法を確認しておくことや、メーカーによって操作方法が異なることについて注意を喚起している。

 

2018年10月24日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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