メガソーラー 系統用は2025年3174億円に、電力貯蔵向け蓄電池の世界市場 =日経BPクリーンテック研究所 2016/05/25

調査会社の富士経済(東京都中央区)は5月23日、電力貯蔵システムに採用される二次電池(蓄電池)の世界市場の展望を発表した。

 Liイオン電池、Pb電池(鉛電池)、NaS電池(ナトリウム硫黄電池)、レドックスフロー電池(酸化還元反応を活用した電池)、Ni水素電池といった二次電池、電気二重層キャパシタ(大容量のコンデンサ)を対象とした。

 これらの二次電池は、再生可能エネルギーの自家消費の広がり、電力システム改革の進展に伴う新たなエネルギー関連サービスの活性化、再エネの導入量の増加に伴う系統安定化といったニーズの高まりによって、市場が拡大すると、予想している。

 用途別では、系統用の電力貯蔵システム向け市場が最大となる。2015年の652億円から、2025年には3174億円 と、市場規模が4.9倍に拡大する。

 変電所や既存の火力発電所などの系統設備、発電事業用の太陽光・風力発電システムに併設される。

 現在の市場は、米国におけるアンシラリーサービス(周波数の安定化制御サービス)向け、世界各国の離島におけるマイクログリッド向けなど、系統の安定化を目的とした実証プロジェクトでの導入が中心となっている。今後も当面は、こうした用途が市場を牽引していく。アンシラリーサービスは今後、欧州でも拡大する見通しとなっている。

 

2016年5月27日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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