パナソニック、吹田市でスマートタウン構想 日本初「再エネ100タウン」へ

パナソニック(大阪府門真市)は9月13日、大阪府吹田市で多世代居住型健康スマートタウン「Suitaサスティナブル・スマートタウン(Suita SST)」のまちづくり構想を策定したと発表した。2020年春に着工、まちびらきは2022年春を予定している。

Suita SSTでは、エリア一括受電と、固定価格買取制度の適用が終了した「卒FIT」電気の活用、非化石証書の利用により、街区全体の消費電力を実質再生可能エネルギー100%で賄う、日本初の「再エネ100タウン」を目指す。また、住宅や電気自動車(EV)の蓄電池なども活用し、街全体でレジリエンス向上を図る。

街の全景イメージ

まちづくりに14社と吹田市が参画

パナソニックが進める「サスティナブル・スマートタウン」の第3弾プロジェクトで、関西地域初展開となる。若者からファミリー、シニアまで、多世代が住まい集い交流する街区とするため、ファミリー分譲マンション、シニア分譲マンション、単身者共同住宅を整備。パナソニックの工場跡地2.3haに、住宅総数365戸、ウェルネス複合施設(サービス付き高齢者向け住宅、認知症高齢者グループホーム、在宅介護施設、学習塾、認可保育所)、複合商業施設、交流公園を備える。

構想の策定は、パナソニックと社会課題解決に向けた先進的まちづくりの取り組みを進める13社によるもの。開発事業者であるパナソニック ホームズ(大阪府豊中市)、JR西日本不動産開発(大阪府大阪市)のほか、大阪ガス(同)、学研ココファン(東京都品川区)、竹中工務店(大阪府大阪市)などが参加している。「Suitable Town for Fine Tomorrows」をコンセプトに、異業種が相互に連携し、分野横断で様々な取り組みを進めていくとともに、タウンデータを活用した新しいサービスづくりに挑戦する。

吹田市は、Suita SSTのまちづくりをきっかけに、近隣で進める北大阪健康医療都市を中心とした健康・医療のまちづくり、環境先進都市の取り組みなどをさらに推進し、街の魅力向上を図る。

パナソニックの卒FITプランなどから調達

Suita STTは、再生可能エネルギーを最大限活用し、いざという時も機能し続けることができ、街の消費する電気を実質再生可能エネルギー100%で賄う「再エネ100タウン」を構想している。参画事業者のうち関西電力が、パナソニックの太陽光電力買取サービス「ソーラープレミアム」契約者の卒FIT電気や、関西電力の再生可能エネルギーを含んだ電源を調達。再エネ由来の非化石証書を活用することで、街区全体の消費電力を実質再生可能エネルギー100%で賄う。

街区全体の消費電力を継続的に実質再生可能エネルギー100%とすることを目指しており、少なくともまちびらきから5年間は実現していく予定だという。関西電力の調べでは、商業施設・住宅施設を含む複合街区全体を対象とする取り組みは、2019年9月17日時点で日本初。

また、太陽光・EV・蓄電池・先進ガス機器活用によるエネルギーレジリエンス対策にも取り組む。

 

2019年9月19日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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