トヨタ子会社が中国で蓄電池増産 HV用、来年3倍に

トヨタ子会社が中国で蓄電池増産 HV用、来年3倍に

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 トヨタ自動車の子会社でハイブリッド車(HV)用の蓄電池を手掛けるプライムアースEVエナジー(PEVE、静岡県湖西市)は、二〇二〇年に中国でのHV用ニッケル水素電池の生産能力を現状の三倍の年三十三万台分に引き上げる。トヨタは二〇年にプラグインハイブリッド車(PHV)を含むHV系の中国販売を現状の二倍の四十万台程度に増やすことを目指しており、蓄電池を安定供給できる体制構築を急ぐ。

 PEVEは中国江蘇省常熟市の合弁会社で、HV用ニッケル水素電池の工場を運営し、生産能力は年十一万台分。現在、同規模の第二工場棟を建設中で、二〇年前半の生産開始を予定している。

 さらに今回、新たに生産能力年十一万台分の第三工場棟を建設することを決定した。年内に着工し、二〇年半ばの稼働を目指す。投資規模は第二、第三工場棟で計三百億円規模とみられる。需要動向を見極め、追加投資も検討する。現在は中国の現地生産で足りない分の蓄電池は日本から輸出しており、現地化の強化でコスト低減を図る。

 中国市場は一八年の新車販売が二十八年ぶりに前年割れとなったが、トヨタは好調を維持。二〇年代初頭には現地の車両生産を一八年の約一・五倍となる年二百万台程度に引き上げることを検討中で、当面は伸びが見込めるHVを主力と位置付けている。

 また、二〇年以降、中国市場に投入する電気自動車(EV)向けの蓄電池は、トヨタと業務提携し、PEVEにも共同出資するパナソニックなどから供給を受けることを検討している。

 

2019年1月18日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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