セブン、再生エネ5割のコンビニ エコな新店登場

セブン―イレブン・ジャパンは22日、店舗で使う電力の約5割を再生可能エネルギーでまかなう新店を開く。地面に太陽光発電のパネルを埋め込み、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」の電池を使って昼間に発電した電力を蓄える。商品の陳列をしやすくした新たな省力化設備も導入し、「ひとと環境に優しい店」を目指す。

発電するセブン 再生エネ5割の新店舗
 セブン―イレブン・ジャパンは使用電力の約5割を再生可能エネルギーでまかなう店舗をオープンする。駐車場に太陽光パネルを埋め込み、看板には風力発電装置を備える。

相模原市に「セブン―イレブン相模原橋本台1丁目店」を開く。開業に先立ち21日、店舗を報道陣に公開した。同店で環境などに関する50社・90種類の技術を採用したという。

店舗の敷地に足を踏み入れると、まず目に飛び込むのが駐車場の地面に埋め込まれた太陽光発電パネルだ。敷設面積は約200平方メートルで、フランス建設大手のブイググループの技術を取り入れた。屋根などに取り付ける太陽光パネルも従来の3倍の面積に拡大して店舗の発電能力を大幅に高めた。

昼間に生み出した電力は店舗で蓄え、夜間に利用する。プリウスの20台分の中古電池や東芝製の蓄電池を活用する。このほか、店舗ロゴを掲げたサインポールの電源をまかなうため、ポールに風力や太陽光の発電設備も取り付けた。

一連の取り組みで、コンビニの店舗で最大となる使用電力の5割弱を再生可能エネでまかなう計画だ。電気料金や二酸化炭素(CO2)排出量は従来型店舗の約半分となる見込み。初期投資額は明らかにしていないが、運営コストの削減幅などを1年間検証し、各技術の全2万店への拡大を検討する。

店舗の省力化も進める。昨年12月に東京都千代田区の直営店で商品を売り場に並べやすくしたスライド式の棚などの省力化設備を導入し、1日あたりの店内作業時間を5.5時間削減した。

今回はそうした設備に加え、冷蔵の弁当や総菜、紙パック飲料を商品棚の裏側から陳列できるようにした。商品の加熱情報を自動で読み取る業務用電子レンジも1カ月間の限定で導入。1日で最大4割強にあたる7時間の省力化を見込む。セブン―イレブン・ジャパンの大橋尚司取締役は「環境負荷を減らし、従業員も働きやすい店舗にしたい」と意気込みを話す。

 

2018年5月22日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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