コニカミノルタ、RE100加盟の目標発表 2050年に100%再エネ電力

コニカミノルタ(東京都千代田区)は2月12日、2050年までに自社の事業活動で使用する電力の調達を100%再生可能エネルギーにすることを目指すと発表した。これは、1月に再エネ100%での事業運営を目指す企業で構成される国際イニシアチブ「RE100」に加盟したことに伴うもの。

中長期的な施策としては、グローバルで再エネの利用拡大に向けた取り組みを強化する。海外の生産拠点を手始めに、各地域に応じた最適な手段を検討し、再エネ由来の電力調達を拡大する。

環境経営=成長戦略

2050年、2030年には、人為的なCO2排出の主要因となる化石燃料に依存しない、再生可能エネルギー社会が到来すると考えられている。そこでコニカミノルタは、「環境経営」を成長戦略の一つと位置づけた。

たとえば2009年に策定した長期環境ビジョン「エコビジョン2050」では、「製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を2050年までに2005年度比で80%削減する」という具体的な目標を盛り込んだ。

また、このビジョンから逆算(バックキャスティング)して、2030年までに2005年度比で60%削減する目標を新しく設定した。これは、国際的なイニシアチブ「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」より、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた目標であるとして、2017年2月13日付で承認されている。

今回、同社はこれらに加え、再エネ由来の電力調達を100%にする目標をコミットメントするとともに、RE100に加盟することで、再エネの大幅な普及拡大によって世界の炭素排出量の削減に貢献すると考えている。

また、同社は気候変動への取り組みとして、2018年6月に気候変動イニシアチヴ(Japan Climate Initiative)へ初期メンバーとして参画。7月には金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が公表した、気候関連の財務情報開示に関する最終提言への支持企業を表明している。

環境経営、「CSRだけではなく収益に影響」

同社の加盟に際して、The Climate Group RE100ヘッド、サム・キミンズ氏は、下記のようにメッセージを寄せている。

「コニカミノルタのような日本の大手多国籍企業がまたひとつRE100に加盟し、グローバルに展開する事業において100%再生可能エネルギーによる電力調達にコミットしたことはすばらしい。再生可能エネルギーへの取り組みは、CSRとしてだけではなく、今や収益に影響を及ぼすものだ」。

なお、「RE100」には、全世界で162社(2019年2月12日現在)が加盟している。

 

2019年2月18日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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