オムロン、新型パワコン発売 屋上設置の太陽光発電向けで小型・軽量・高効率

オムロン(京都府京都市)は、戸建て住宅や小規模工場などの産業用建物の屋上設置向けの太陽光発電システム用単相パワーコンディショナ「KPW-Aシリーズ」を、4月より発売する。

同シリーズは、総発電量アップと施工性向上を両立させたパワーコンディショナで、主に産業用でニーズの高まりを見せている過積載(発電量を増やすことを目的としてパワコンの容量以上の太陽光発電パネルを設置すること)に対応している。

具体的には、パネルの搭載枚数を増やすことで、同社最高率の250%以上の過積載を実現。また、高電流入力により高効率化が進む太陽光パネルにも対応している。総発電量の最大化により売電収入の拡大や自家消費ニーズの実現に貢献する。

新発売するシリーズは「KPW-A48-J4(容量:4.8KW)」と「KPW-A55-J4/SJ4(容量:5.5KW)」の2種類。バリエーションとして、重塩害対応の「KPWーA55ーSJ4」もある。価格はオープン価格。

基本仕様は、横450mm×高さ484mm×奥行232mm、本体質量約20kg。主な特長は、下記の通り。

過積載、250%まで対応

高効率パネルに対応
  • 主に産業用途でニーズの高まっている過積載に対応。パネルの搭載枚数を増やすことで過積載率を250%以上まで拡大することが可能。
  • 近年、ZEHなどでニーズが高まっている高効率タイプの太陽光発電パネルは高電流入力への対応が必要である。同製品は最大12Aの高電流入力を実現し、より高電流のパネル(高効率タイプや両面パネル)にも対応が可能。

省スペース設計・軽量化で施工性向上

パワコンが設置される住宅の北側壁面には、室外機などの屋外機で設置スペースが限られるケースが数多く見られる。同製品は小型化に加え、機器左右の離隔距離を従来機(KPM2)の15cmから3cmに削減した。そのため、2台設置しても幅1mのスペースに収まる。また、本体は20kg(従来機比65%)のため、設置作業が1人でできる。

また、同シリーズは、他機(KPV:自立出力なし)との併設が可能。なお、一般タイプは塩害地域への設置もできる。省令改正における出力制御にも対応している。

今後、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)促進による自然エネルギーの自家消費ニーズや、自然災害時に備えエネルギーを効率的に使用するニーズが増加すると予測される。

戸建て住宅や小規模工場などの産業用建物の屋上に太陽光発電システムを設置し、自らが使用する電力を、自らがより安価に作る「自家消費」が求められている。同社は、こうした背景を踏まえ、同製品を発売する。

 

2019年4月1日 カテゴリー: 未分類

 


 

 

 

 

 

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